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臨床研修センター

臨床研修の特色


当院は、現在の医師臨床研修制度が始まった2004年から
研修医の確保・育成に力を入れて取り組んでいます。

臨床研修の目標

当院における研修目標を以下のPASで表わしている。
当院での2年間の初期臨床研修の到達目標:「common diseaseを中心に、どのような状況でも対応できる医師になり、専攻医研修へ繋げる」
  • Primary care
    プライマリーケア,救急医療の基礎的知識と技術の修得
  • Art
    患者中心の全人的医療の実践
  • Science
    病理解剖,CPC,臨床研究など科学的態度の修得


マッチングの状況・研修医の在籍数

2022年度までのマッチングにおいて通算マッチ率、定員を満たすフルマッチを高い数値で維持しています。
最初は4名だった基幹型の募集定員を徐々に増やし、2014年からは8名としています。
富山大学と金沢大学のたすきがけ研修医も多く受け入れており、近年では、合わせて20名前後の研修医が常に在籍しています。
通算マッチ率
約92%(2022年度まで)
定員を満たすフルマッチ
15回達成(2022年度まで)

救急対応能力/多くの軽症から重症を診抜く力

3次救急に準じた機能を有する2.5次の地域救命センターを設置し、救急患者の診療にあたっています。
研修医1人1年あたり700~1,000症例を経験することができます。軽症から重症まで幅広い患者のファーストタッチから一連のオーダー、診断までを研修医が自分の頭で考え主体的に行います。もちろん、上級医がしっかりサポート・指導をしてくれます。数多くの症例を経験する中で、重症を診抜く感覚を磨くことができます。
また、毎年実施している大規模災害や多重事故を想定した救急患者受入れ訓練には研修医も参加しています。医療圏内の消防署をはじめ、時には防災ヘリコプターとも連携したより実践的な訓練をしています。
救急患者の診療
年間約17,200人(令和4年度実績)
救急搬送数
約2,700件(令和4年度実績)研修医1人1年あたり:700~1,000症例を経験!

高度急性期医療と地域医療の実践

2.5次地域救命センターのほかにも新川医療圏小児急患センター、ICU、地域周産期母子医療センター、NICUを設置し、PET/CT装置、MRI装置、2管球CT装置、Mako、Da Vinci Xiといった高度医療機器を備えています。また骨髄移植医療、インプラントによる乳房再建術、スポーツ医学など様々な高度医療を展開しています。
さらには予防医学、オープンベッド、へき地医療、訪問看護、小児糖尿病サマーキャンプなどの地域医療にも力を入れており、急性期から地域医療までバランスの取れた研修を実践できます。

充実した指導体制/年間50回の研修医向けレクチャー

屋根瓦方式の指導体制を採用し、指導医や若手医師、先輩研修医の指導を受けながら研修します。指導医は約40名います。指導にも慣れた熱心な医師がたくさんいます。先輩研修医からの指導も懇切丁寧です。
さらには、病院全体で研修医を育てようという雰囲気があるため、看護師や技師などコメディカルにも相談しやすく、困ったことを解決しやすい環境が整っています。
症例検討会での症例発表を通して臨床能力の向上を図るとともに、学会発表や症例報告についても支援し、3年目以降の専門医研修を見据えたサポートも行っています。
また、研修医向けの朝レクチャーも年間50回程度開催しており、各科医師やコメディカルが、研修医に知っておいてほしい内容を講義しています。
米国指導医の滞在中には、実際の米国の医療、あるいは日本の医療との違いについて直接講義を受けることができます。

整形外科レクチャー
シーネ固定実習

縫合レクチャー
豚皮を使った真皮縫合実習

臨床工学技士による穿刺シュミレーターの指導

医療の違いを肌で感じる米国研修

姉妹都市である米国ジョージア州メーコン・ビブ郡のマーサー大学医学部ならびにAtrium Health Navicentと国際医療交流を継続しています。
研修医、看護師、その他の職員を派遣し、医療の質、環境、教育体制、医療制度などについて日本よりも優れている点、逆に日本の方が優れている点などを自ら体感し、考える良い機会となっています。
また米国からは医師2名と看護師2名を招聘しており、2週間ほどの滞在中、毎日のレクチャーや症例検討会を通して研修医や看護師の指導や意見交換をしています。

このように日本と異なる医療現場を肌で感じ、広い視野を養うことで、医療人としてのステップアップにつながります。
医療交流は2003年から継続しており、お互いの関係も良好で、双方の受入体制も十分に整っています。研修医を海外に派遣している病院は多くありますが、海外から医師を受入れ、2週間ほど滞在して交流するという病院は全国的にもかなり珍しいと思います。このことが、医療交流の継続と発展に大きく貢献していると考えます。実際に研修医が米国に行ったときに、黒部に来たことがある医師たちが大いに歓迎してくださり、現地での研修生活も支えてくださっています。

送迎会にて

米国指導医による院内講演会

米国指導医との症例検討会

記念撮影

研修生活のサポートの充実

病院建物は、2017年に病棟以外ほぼすべて建物の新築・改築が完了し、グランドオープンしました。研修医室などの関連施設も2016年に全面リニューアルし、とても快適な研修環境を提供しています。
研修医室も年次ごとに1部屋ずつあり、個人ごとの勉強机と本棚があり、Wi-Fi環境やソファ、冷蔵庫も備わっています。プライベートスペースとして、また研修医同士で語らう場となっています。同じフロアには、研修医用のカンファレンス室や仮眠室やラウンジ、医学生室、シミュレーション機器が揃ったシミュレーション室もあります。

研修医室(年次ごとに1部屋ずつあり!)

仮眠室

ラウンジ

シミュレーションルーム・カンファレンスルーム
(電子黒板もあり!)

医師官舎(病院から徒歩30秒!)

学会や研修会参加の費用、米国研修の渡米費用など自己啓発に関する助成も十分にあります。
厚生福利の充実にも努めています。研修医官舎は病院から徒歩30秒で、1Kの部屋の家賃は10,000円/月、2006年建築です。近くて便利で快適との評判です。
ほかにも、連続して休暇を取れる制度(サバチカル休暇)を導入しており、旅行などでリフレッシュでき、研修のメリハリもつきます。
また夏・冬の懇親パーティー、研修旅行など全職員対象の交流イベントも折々に開催されており、職員同士の親睦も大いに深まります。
学会や研修会参加の費用、米国研修の渡米費用など自己啓発に関する助成も十分にあります。
厚生福利の充実にも努めています。研修医官舎は病院から徒歩30秒で、1Kの部屋の家賃は10,000円/月、2006年建築です。近くて便利で快適との評判です。
ほかにも、連続して休暇を取れる制度(サバチカル休暇)を導入しており、旅行などでリフレッシュでき、研修のメリハリもつきます。
また夏・冬の懇親パーティー、研修旅行など全職員対象の交流イベントも折々に開催されており、職員同士の親睦も大いに深まります。

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