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地域を結ぶ病院だより

第23号(2022年5月)


かけはし通信×フレンディーだより(2022年5月発行)
  • ごあいさつ
  • 2022年度 医師紹介
  • 医師の異動
  • 講演・勉強会のご案内
  • 黒部市民病院 Topics
  • 新型コロナウイルス感染症に対する当院の対応
  • 外来診療担当医師表
  • 病院の理念、患者の権利と責務、受診のご案内

ごあいさつ

院長 竹田 慎一

新型コロナウイルスの最初の感染例が報告されて2年以上が経過したにもかかわらず未だ終息とはいえず、更にはロシアのウクライナ侵攻、福島県沖を震源とする地震など毎日暗いニュースばかりで気が滅入ります。そんな中ではありますが、病院では新たに70名のスタッフを迎え新年度がスタートしました。

病院では今年度の第1目標として手術支援ロボットの整備を掲げています。「絶対に失敗しない神の手を持つ外科医」はもはやテレビドラマの中だけの話であり、代わって、外科医はより簡単に、より安全に、より低侵襲で行うことができる手術支援ロボットを求めるようになっています。これに対応すべく今年度の高額医療器械予算として、人工関節手術時正確に骨を削るロボットの購入を決定しておりますが、さらには県内5病院ですでに導入されている外科用手術支援ロボットの購入も考えています。この器械は2億円を超える高額なものですが、今後、若い外科医を招聘するため、また、地域がん診療連携拠点病院の機能を維持していくためには整備は必須と思われ、是非とも来年度の予算として組入れるべく準備中です。

一方、ソフト面では、長年の夢であった救急科専門医1名と緩和ケア専門医1名を採用することができました。これにより、新川医療圏の基幹病院として診療を充実させると共に、初期臨床研修医に対する指導体制充実につながるものと確信しています。

さらに、職場の雰囲気改善にも力を注ぎ、恐れを感じずに注意や提案をしやすい職場環境作りを目標に掲げています。看護部では昨年度3月までに今年度新採用数を超える退職者が出てしまいました。退職される方には様々な理由があり、その全てに病院が対応することは困難ですが、職場環境、特に対人関係を少しでも改善し、離職防止につなげたいと考えています。具体的にはパワーハラスメント行為(パワハラ)対策です。医療現場における過度の叱責、暴言や人格攻撃などのパワハラ行為は、被害者だけではなく職場全体に深刻かつ広範な影響を及ぼすことが報告されています。パワハラは医師からコメディカルへの攻撃ばかりではなく、コメディカル同士でも問題になっています。今年度はプロジェクトを立ち上げ、まずは、この問題が誰の身の回りにも日常的に起こっている可能性があること、その解決には「アンガーマネジメント(怒りの感情のコントロール)」が必要であることなどの周知を図っていく予定です。

新年度が皆様にとって良き年になりますよう祈念しています。

2022年度 医師紹介

医師の異動

所属 転出者 転入者 専門
内科 吉澤 都 赤堀 弘 糖尿病内分泌疾患
牧石 祥平 能勢 知可子 腎臓疾患
泉田 俊秀 須田 哲史 内科一般
江口 裕也 中村 翔大 循環器疾患
武藤 篤 郷原 和樹 呼吸器疾患
得能 翔太 本江 駿人 糖尿病内分泌疾患
遠藤 俊祐 柳澤 宏嘉 腎臓疾患
菊島 明浩
安田 康平 森田 幸輝 消化器疾患
小児科 清水 宗之 西島 孝治 小児科一般
福島 優 眞島 星利奈 小児科一般
西山 真未 西橋 祐樹 小児科一般
外科 寺川 裕史 杉本 優弥 消化器外科・乳腺外科
田中 宏幸 加藤 一希 外科一般
整形外科 八島 悠至 里見 昌俊 整形外科一般
脳神経外科 浜田 さおり 脳外科一般
産婦人科 布村 晴香 高森 さやか 産婦人科一般
荒木 左諭 寺西 穂波 産婦人科一般
八木 萌 産婦人科一般
皮膚科 越田 杏菜 東 晃太郎 皮膚科一般
泌尿器科 鈴木 涼太 菱川 裕一朗 泌尿器科一般
呼吸器外科 尾嶋 紀洋 本間 崇浩 呼吸器外科一般
明元 佑司
心臓血管外科 酒井 麻里 山下 昭雄 心臓血管外科一般
眼科 尾崎 弘典 沼田 彩花 眼科一般
耳鼻いんこう科 宇野 大祐 酒野 真衣 耳鼻咽喉科一般
放射線科 長内 博仁 長岡 将太郎 放射線診断
麻酔科 本江 純子 小川 浩平 麻酔科一般
田中 温子
救急科 小宮 良輔 救急・集中治療、麻酔

講演・勉強会のご案内

1. 新川胸部疾患検討会

日時 毎月第2木曜日
18時30分~20時00分
場所 中央棟3階 会議室6

2. オープンキャンサーボード

日時 6月29日(水曜日)
18時45分〜
場所 中央棟3階 講堂

3. 内科カンファレンス

日時 毎週火曜日
18時15分~
場所 中央棟3階 会議室6

黒部市民病院 Topics

発熱外来・入退院支援室が移転しました

新型コロナウイルス感染対策のため、病院敷地内に発熱外来として使用するプレハブ施設を設置しておりましたが、病院内の一部を改修し、発熱外来が病院内に移転しました。発熱外来専用出入口を設け、一般の患者さんとの動線を分けております。

来院される皆様には自宅で体温測定を実施し、発熱等の症状で受診を希望される方は、直接来院せず電話でご相談ください。

また入退院支援室が総合相談室横に移転しました。

発熱外来専用出入口

入退院支援室

マイナンバーカードで保険証の確認ができます

令和3年10月からマイナンバーカードで保険証を確認する「マイナ受付」(顔認証付きカードリーダー)を開始しました。
これにより、マイナンバーカードで健康保険証としての利用ができることになりました。
ただし、これまで通り健康保険証を用いて受付することも可能です。
また、診察券は、これまで通り毎回お持ちください。

顔認証付きカードリーダー

※注意
以下の方はマイナンバーカードによる保険証資格確認はできません。
窓口をご利用ください。
  • 福祉医療を利用される方(小児・母子・障害等)
  • 業務上の怪我などで通常の保険証を使用できない方
  • 自衛官診療証を利用される方
  • 一時的に保険証交付が保留となっている方

新型コロナウイルス感染症に対する当院の対応

医療安全部感染対策室長
渡辺 一洋

2021年度も昨年から引き続き、新型コロナウイルス(以下 COVID-19)への対応に追われた1年となりました。当院は県内5つの感染症指定病院のひとつであり、COVID-19の患者さんを含めたすべての来院の皆様に安心で安全でかつ充実した医療を受けていただけるように国・県・新川厚生センターと円滑な連携をとりながら、昨年から引き続き様々な対策を行ってきました。とりわけ昨夏の第5波以降は新川医療圏内においても患者数は急増し、医療状況も逼迫しました。それにともない入院患者の数、重症度ともに増加し、あわや医療崩壊の危機かと思われましたがスタッフの頑張りにより、なんとか乗り切ることができました。ご協力頂きましたすべての方々に改めて感謝申し上げます。手探りではじめたCOVID19への診療も、ウイルス学的特徴や臨床像が明らかになり、またワクチン接種が進み治療薬が開発されたことにより大きく様変わりしてきました。より患者数が増加した第6波では、感染の中心が重症化リスクの高い高齢者から若年者、小児に移ったこともあり入院での対応は大幅に減少し主に外来での対応へと変化し、スタッフの負担は多少軽減されました。一方で保育園、学校などでクラスターが発生し、唾液をとれない乳幼児を中心に1日20−30名の集団でPCR検査を度々行いました。ドライブスルー方式でのPCR採取ですが、事務、看護師、小児科医が一般業務の傍らそれらの対応にあたるため多大な労力を必要としました。しかし最近では地域のクリニックの先生方にご協力頂いて、PCR検査から臨床評価までしていただくケースも増えてきており、大変ありがたく思っています。

本年度も引き続きCOVID-19への対応が中心になるかとは思いますが、ここ数年流行のみられないインフルエンザや最近では通年で流行しているRSウイルスなどは高齢者や小児にとってはある意味でCOVID-19以上に危険な感染症です。決して油断することなく地域と連携しながら対応していきたいと考えています。円滑な連携を続け更に進化できますよう、皆様のご理解とご協力の程何卒よろしくお願い致します。

外来診療担当医師表

病院の理念、患者の権利と責務、受診のご案内

病院の理念

  • 病院憲章
    日々念心

  • 病院の基本方針
    一、新川医療圏の基幹病院として地域の医療・保健・福祉施設と連携して地域完結型の医療を目指します。
    一、5疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)、5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)の拠点として機能強化に努めます。
    一、患者さんを中心に、家族、全医療スタッフが参加したチーム医療を目指します。
    一、病院スタッフのワークライフバランスの推進、教育・研修機能の充実を目指します。
    一、経営の効率化を行い、健全経営に努めます。

患者の権利と責務

  1. 平等に医療を受ける権利
  2. 良質の医療を受ける権利
  3. 十分な説明を受け自己決定する権利
  4. 診療記録の開示を要求する権利
  5. 個人情報が守秘される権利
  6. 尊厳が守られる権利尊厳が守られる権利
  7. 診療にご協力していただく責務

受診のご案内

診療受付時間

平日…午前7時30分~11時
ただし、科・曜日により受付時間が異なります。
詳しくは外来診療担当医案内をご覧ください。
休診日…土日、祝日、年末年始など

救急(時間外)外来の受診

当院の救急外来は、休日や診療時間に関わらず、終日診療をしています。
受診の際は地域救命センターの「救急受付」にお越しください。

新川医療圏小児急患センターの受診

受付時間
毎夜間…18時45分~21時45分
日曜・祝祭日…8時45分~11時45分、13時45分~16時45分

新川一次急患センターの受診

毎水曜日…19時00分~22時00分(受付~21時30分)
診療科目…内科
毎月1回、保険証を提示してくださるようお願いします
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