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地域を結ぶ病院だより

第27号(2026年5月)


かけはし通信×フレンディーだより(2026年5月発行)
  • ごあいさつ
  • 2026年度 医師紹介
  • 医師の異動
  • 講演・勉強会のご案内
  • 特集 「スポーツ外来」を開設、災害および感染に備え訓練を実施しております
  • 外来診療担当医師表

ごあいさつ

 新年度を迎え、清々しい季節となりました。地域の医療・介護・福祉の現場で日々尽力されている皆様には、日頃より当院の診療、そして地域連携に温かいご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 さて、本年度は診療報酬改定の年にあたります。改定率という数字に目が向きがちではありますが、今回の改定内容を見ますと、医療を取り巻く環境の変化と、これからの医療の方向性が示されているように感じます。病院の中では、医師や看護師だけでなく、薬剤師、リハビリスタッフ、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど、多職種がそれぞれの専門性を発揮しながら患者さんを支えていくチーム力が、これまで以上に重要になります。また地域に目を向けますと、一つの医療機関のみで完結する医療ではなく、複数の医療機関、歯科医院、訪問看護、調剤薬局、さらには介護・福祉施設が連携し、患者さんの生活に寄り添いながら切れ目のないケアを届ける体制が求められていることを強く感じます。
 そのような地域連携を支える取り組みの一つとして、電子カルテ閲覧システム「扇状地ネット」の活用が進んでおります。昨年度より富山ろうさい病院も新たに参加し、新川医療圏の3つの公的病院間で患者診療に関する情報共有が可能となりました。これは、患者さんがどの病院を受診しても、過去の経過や検査結果を踏まえた一貫性のある医療を受けられる体制が整ったことを意味します。さらに、このネットワークは病院間だけにとどまりません。地域の医療機関や歯科医院、調剤薬局、介護施設のスタッフの皆様にも登録いただくことでアクセスが可能となり、地域全体で患者さんを見守り支える医療の実現につながるものと期待しております。今後もその活用を進めていきたいと考えております。
 また現在、国においては「新たな地域医療構想」に関する議論が始まり、県ごとに急性期拠点機能を担う病院の選定など、将来の医療提供体制のあり方に向けた具体的な議論が本格化します。当院は、これまで培ってきた救急・高度医療の実績と、2024年に開設したHCU(高度治療室)などの機能を最大限に活かし、富山県東部・新川地域における急性期医療の拠点病院としての役割をしっかりと果たしていきたいと考えております。
 変化の激しい医療環境ではありますが、私たちの原点は「地域住民の皆様に安心をお届けすること」にあります。基幹病院という「点」にとどまるのではなく、皆様と共に築く「面」としての医療を通じて、新川地域の健やかな暮らしに貢献できれば幸いです。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2026年度 医師紹介

医師の異動

所属 転出者 転入者 専門
内科 下村 修治 梶川 尚 腎臓疾患
笠井 佑樹 西村 健吾 呼吸器疾患
春藤 英明 宮本 悠輔 消化器疾患
種井 政史 古澤 弘毅 消化器疾患
森 勇人 松田 侑也 消化器疾患
岩上 万里奈 藤井 陽加エイプリル 総合診療科
感染症内科 石田 羽海 藤谷 知樹 感染症疾患
小児科 久保 雄大 本間 仁 小児消化器
西橋 祐樹 杉田 翔太郎 小児科一般
本多 真梨子 丸田 俊介 小児科一般
整形外科 徳永 綾乃 田村 嵩 関節疾患
神島 寛也 洞口 鹿乃子 整形外科一般
ー 島崎 裕也 整形外科一般
産婦人科 八木 萌 河西 優理香 産婦人科一般
椎名 青葉 ー
耳鼻いんこう科 大嶋 秀美 渡邉 雄生 耳鼻咽喉科一般
救急科 清水 真実 腰塚 悠太 救急・集中治療
放射線科 奥村 秀生 矢田 昂大 放射線診断
リハビリテーション科 ー 今田 光一 スポーツ障害予防治療・
アスレティックリハビリ

講演・勉強会のご案内

1.新川胸部疾患検討会

日時 毎月第2木曜日
午後6時30分~午後7時30分
場所 中央棟3階 会議室6

2.オープンキャンサーボード

日時 6月開催予定
(追ってご案内いたします)
場所 中央棟3階 講堂

3.CPC

日時 5月26日(火)
午後4時45分~
場所 北棟2階 シミュレーション室

特集 「スポーツ外来」を開設

 リハビリ科部長/臨床スポーツ医学センター長に着任したスポーツドクターと臨床スポーツ医学センター、リハビリ科スタッフがタッグを組んだ「スポーツ外来」を開設します。
 従来の外来診療とは異なるスタイル(診察・画像検査に加えてコンディショニング指導、フォームチェックを行い、ブロック、超音波下リリースなど)でアスリートを支えます。

担当

今田 光一:整形外科専門医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、
      日本整形外科スポーツ医学会代議員、日本肘関節学会代議員、富山サンダーバーズチームドクター、
      ヤングリーグ北陸支部サポート医、富山県スポーツクリニック委員会委員長 
長﨑 成良:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動指導士、
      日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者、教員免許(中・高保健体育一種、小学校二種)、
      富山大学非常勤講師、富山市立看護専門学校非常勤講師、日本健康運動指導士会富山県支部支部長
池田亜希子:健康運動指導士、教員免許(中・高保健体育一種、小学校二種)

対象者

※受診には医療機関の紹介状と予約が必要です
 □ 小学生~社会人のスポーツ選手
 □ 野球肘、野球肩
 □ 県内外の野球肘検診やスポーツ障害検診で医療機関にかかるよう勧められた方

保険適用について

 診察は保険診療ですが、臨床スポーツ指導に通う場合は黒部市条例に定める指導料(保険診療外)がかかります。
以下の方は対象となりません。スポーツ外来ではなく整形外科を受診してください。
・転倒や打撲、脱臼、ねんざなどのケガから間もない方
・スポーツではなく日常生活にも支障がある関節の障害、腰痛の方
・膝など関節の「腫れ」「水がたまる」「熱感」で困っている方

開催日

毎週木曜日 午後
※診察は2回リハビリテーションセンター診察室で行います。

特集 災害および感染に備え訓練を実施しています

 当院では毎年訓練を実施しています。7年度は災害および感染に備え下記訓練を実施しました

①総合防災訓練【実施日:令和7年6月28日(土)】

 万が一の自然災害に備えるため、黒部市に震度7の地震発生より、液状化や倒壊家屋複数、津波注意報が発令されている状況を想定した総合防災訓練を行いました。
 緊急時連絡網に係る伝達や部門毎の業務確認や、防災テントの設営や災害傷病者受入フローに沿った搬送、トリアージエリアでの診療等、情報共有より想定される事態を基に行われました。

自衛消防訓練【実施日:令和7年10月22日(水)】

 火災に備えるため、地震災害より病院内で火事が発生した状況を想定した自衛消防訓練を行いました。
 当日は火災警報を放送し、出火確認および通報、初期消火、避難誘導を行い、入院患者の安全確保を図る対応訓練を実施しました。また新川地域消防組合による消火器取り扱い訓練や、はしご車のクレーンを病院屋上まで使用した救助訓練等、消防隊による実動訓練も行われました。

③富山県新型インフルエンザ等対策実地訓練【実施日:令和7年11月6日(木)】

 感染症への対応体制の整備を図るため、病原性の高い新型インフルエンザ等の県内発生より、関係機関間との連絡調整や感染症指定医療機関における患者受入れ対応を想定した実地訓練を行いました。
 当日は黒部市内にて新型インフルエンザウイルス陽性判明より、その患者受入に係る入院調整や感染対策指導を予測して実施しました。電話での連絡および対応訓練、患者搬送及び受診手続での受診・診察及び検査訓練、高齢者施設等での発生時対応訓練・感染予防対策指導、防護での防護服着脱訓練が行われました。

外来診療担当医師表

各種料金の改定のお知らせ

 令和8年(2026年)4月1日から、昨今の物価高騰や諸経費等の増加を踏まえ、各種料金が改訂しました。
 今後も質の高い医療サービスを継続して提供するため、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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