看護の専門性
当院では、看護の専門性を深め看護師としてのキャリアアップを図るため、認定看護師を目指す方を応援し、修了者と共に看護を追求しています。
認定看護管理者・認定看護師
専門分野 | 人数 |
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認定看護管理者 | 2名 |
がん性疼痛看護認定看護師 | 1名 |
がん化学療法看護認定看護師 | 2名 |
がん放射線療法看護認定看護師 | 1名 |
緩和ケア認定看護師 | 2名 |
感染管理認定看護師 | 2名 |
腎不全看護認定看護師 | 1名 |
糖尿病看護認定看護師 | 1名 |
摂食・嚥下障害看護認定看護師 | 1名 |
皮膚・排泄ケア認定看護師 | 1名 |
集中ケア認定看護師 | 1名 |
特定行為看護師(水分・栄養関連) | 6名 |
特定行為看護師(血糖コントロール関連) | 5名 |
認定看護師の紹介
がん性疼痛看護認定看護師
がん化学療法看護認定看護師
がん放射線療法看護認定看護師
緩和ケア認定看護師
感染管理認定看護師
腎不全看護認定看護師
糖尿病看護認定看護師
摂食・嚥下障害看護認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師
集中ケア認定看護師
認定看護師とは
日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる者。看護現場におい て実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図ることに貢献することを目的としています。
この制度は1997年に開始されました。
この制度は1997年に開始されました。
認定看護師への道
日本国の看護師免許を有すること 看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること (うち3年以上は認定看護分野の実務研修) |
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認定看護師教育機関入学・修了 | |
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【A課程認定看護師教育機関】
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【B課程認定看護師教育機関】
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認定看護師認定審査 | |
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A課程認定看護師教育機関を修了した者に対する認定審査は2029年度をもって終了となる。 | B課程認定看護師教育機関を修了した者に対する認定審査は2021年度から開始している。 |
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認定看護師認定証交付・登録 | |
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【A課程認定看護師教育機関】 | 【B課程認定看護師名簿に登録】
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5年ごとに更新(看護実践と自己研鑽の実績について書類審査) |
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当院の支援体制
認定看護師免許取得まで
認定看護師免許取得にかかるほとんどの資金が支援されます(授業料、住宅費、受験料、交通費など) 教育課程中も給与が支給されます。
認定看護師免許取得後
学会参加については、年2回まで出張費が支給されます。(発表ありの場合は回数制限なし) 自己研鑽や更新手続き、新たな資格取得の後押しになるよう、令和5年10月1日より、認定看護師へ手当(月額最高1万円)が支給されることになりました。
看護師特定行為研修
チーム医療のキーパーソンとして役割を発揮できる看護師を養成しています。
黒部市民病院は、2020年2月に富山県新川医療圏で唯一の看護師特定行為研修の研修機関に認定されました。(指定機関番号2016006)
黒部市民病院は、2020年2月に富山県新川医療圏で唯一の看護師特定行為研修の研修機関に認定されました。(指定機関番号2016006)
看護師特定行為研修とは
「未来の医療を支える研修制度」
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、今後の医療を支えるために保健師助産師看護師法の一部改正に伴って2015年10月1日から手順書により特定行為を行う看護師に対して「看護師特定行為研修」の受講が義務付けられました。
特定行為とは、医師又は歯科医師の指示の下、手順書に基づき実施される行為です。診療の補助であるため、これまでの静脈注射のように医師の直接的指示のもとに実施することには問題ありません。
しかし、特定行為を実施するには、専門的な知識・技能、高度な判断力が必要とされ、厚生労働省の指定研修機関での研修修了が必要です。
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、今後の医療を支えるために保健師助産師看護師法の一部改正に伴って2015年10月1日から手順書により特定行為を行う看護師に対して「看護師特定行為研修」の受講が義務付けられました。
特定行為とは、医師又は歯科医師の指示の下、手順書に基づき実施される行為です。診療の補助であるため、これまでの静脈注射のように医師の直接的指示のもとに実施することには問題ありません。
しかし、特定行為を実施するには、専門的な知識・技能、高度な判断力が必要とされ、厚生労働省の指定研修機関での研修修了が必要です。
黒部市民病院 特定行為研修概要
- 看護師特定行為研修の基本方針
新川医療圏の基幹病院として地域の医療・保健・福祉施設と連携して地域完結型の医療を目指します。
患者中心に、家族、全医療スタッフが参加したチーム医療を目指します。
病院スタッフのワークライフバランスの推進、教育・研修機能の充実を目指します。
(黒部市民病院の基本理念より) - 看護師特定行為研修の目標
本研修では、専門的かつ高度な知識、技術を修得することで、チーム医療のリーダーとしての役割を担う看護師の育成を目指します。また、急性期から回復期、在宅領域など様々な場所で、特定行為を行う看護師としての社会的責任と役割を自覚し、看護的視点を取り入れたタイムリーな看護実践が提供できる看護師の育成を目指します。
(1)多様な臨床場面において重要な病態の変化や疾患を包括的にいち早くアセスメントする基本的な能力を身につけます。
(2)多様な臨床現場において必要な治療を理解し、ケアに導くための基本的な能力を身につけます。
(3)多様な臨床現場において患者の安心に配慮しつつ、必要な特定行為を安全に実践する能力を身につけます。
(4)問題解決に向けて多職種と効果的に協働する能力を身につけます。
(5)自らの看護実践を見直しつつ標準化する能力を身につけます。
研修内容
研修コース | (1)共通科目 (2)区分別科目
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研修期間 | 4月~翌3月の1年間(4月入講式、3月修了式) |
受講費用 | (1)共通科目 400,000円 (2)区分別科目(1時間につき) 1,000円 |
受講資格 | 次の①、②を満たす看護師であること ① 看護師免許を有すること ② 看護師免許取得後、通算5年以上の看護実務経験を有すること |
定員 | 5名 |
令和6年度看護師特定行為研修 受講生募集
受付期間 | 令和5年10月1日~令和6年1月26日 |
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選考方法 | 出願書類により選考する。 選考結果は、令和6年3月上旬に通知する。 |
出願書類 |
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送付先 | 〒 938-8502 富山県黒部市三日市1108 番地1 黒部市民病院 総務課 看護師特定行為研修 担当 電話:0765-54-2211(代表) |
関連リンク
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医療最前線(健康コラム)「特定行為看護師の研修制度について」
医療最前線(健康コラム)は黒部市報「広報くろべ」に掲載した記事です。
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