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当院について

院長あいさつ


地域のみなさまへ

2025年、黒部市民病院は開院77周年を迎えます。開院以来の精神「日々念心(にちにちねんしん)」を胸に、「良質な医療を保ち、信頼を培い、安心の医療を届ける」という基本方針のもと、職員一同、日々研鑽を重ねています。
2025年は、団塊の世代が全て後期高齢者となり、超高齢社会が大きな節目を迎える年です。当院はこれに対応し、急性期拠点病院としての役割を一層強化するために2024年4月に高度急性期病床HCU(ハイケアユニット)12床を新設しました。これにより、術後や急性心筋梗塞、脳血管疾患などの重症患者への対応力が向上し、より質の高い医療を提供できる体制が整いました。また、築30年となる入院病棟の長寿命化改修工事も進めており、患者さんに安全で快適な療養環境を提供できるよう努めています。
ハード面の整備に加え、ソフト面での医療の質向上にも継続的に取り組んでいます。2024年秋には外部評価である病院機能評価を受審し、高い評価をいただきました。この評価は、当院の医療水準が適切であることを確認する重要な機会であり、職員一同、日々の努力が実を結んだことを大変嬉しく思っています。今後も、この評価を励みに、さらなる医療の質向上を目指します。
また、新川医療圏の公的病院であるあさひ総合病院、富山労災病院との病病連携も強化しています。扇状地ネットを活用した電子カルテの相互閲覧は、あさひ総合病院との間で既に実現しており、2025年度からは富山労災病院とも連携がスタートします。これにより、新川医療圏全体での情報共有が円滑になり、各病院がそれぞれの強みを活かしながら、地域住民の皆様に質の高い医療を提供できると確信しております。もちろん、地域の診療所(かかりつけ医)との連携も密にしており、ご紹介いただく患者さんの数は年々増加しています。診療所と当院が連携し、地域全体で患者さんを支える、よりスムーズな医療提供を目指してまいります。
これからも、地域の皆様が健やかで明るい生活を送れるよう、職員一同、力を尽くしてまいります。今後とも、黒部市民病院をよろしくお願い申し上げます。

黒部市民病院 院長 辻󠄀 宏和

2025年4月記
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