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産婦人科

科の特徴

産科

    1. 1. 妊婦健診はお近くの病院や診療所でも行えるよう病診連携・病病連携を行っています。
      ※妊婦健診のスケジュールをご覧ください。
    2. 合併症をお持ちの妊婦さんに対しては他の科の医師との連携をとって妊娠管理を行っています。
      また、必要により高次病院との連携で母体搬送をしたり、逆搬送を受け入れたりしています。
    3. 妊娠14週、26週および34週に助産師によるマザーケア外来(助産師外来)を行っています。
    4. 当科の分娩取り扱い数は年間約650例です。当科では医学的に可能な限り、できるだけ自然な分娩、特に「経腟分娩」ということに取り組んでいます。

 

【緊急連絡先】

対応日時
連絡先
電話番号
月~金曜日
(8:30~17:00)
産科外来 代表番号 0765-54-2211
内線2061、2062
夜間、休日 母子医療センター(東病棟2階) 代表番号 0765-54-2211
内線1200、1201
分娩担当助産師 1820  
直通番号 0765-54-2681

婦人科

婦人科がん治療の紹介

 当科のがん治療では婦人科腫瘍専門医、がん治療認定医を中心として行っています。婦人科がんの治療成績も公表しておりますので参考にしてください。当科においてはがん患者に対して、手術や放射線などのがん治療が1日でも早く開始できるよう、CTやMRIなどの検査がスムーズにできるようにしたり、手術室と交渉したり、努力しています。さらに、緩和ケアや地域連携スタッフとも協力することで、治療中や退院後のサポートも充実させています。

 

子宮頚がん

子宮頚がん検診について

 子宮頚がんの若年化が進み、20~30歳代の女性が過半数を占めるようになりました。前がん状態もしくは初期がんの段階で早期発見・早期治療できれば、妊娠するための子宮温存も可能です。このがんの発生には発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が不可欠であることがわかっています。一方、HPV感染がなければ、子宮頚がんになるリスクは極めて低いということになります。子宮頚がんは、ワクチン接種と定期的な検診で予防できるがんです。これまでの検診は細胞診(子宮頚がんを疑うような異常細胞がないかを顕微鏡で判定)にたよってきましたが、30%程度の見落としが問題となっていました。近年、HPV感染の有無を判定するHPV-DNA検査が開発され、この検査を併用することでほぼ100%の診断(ほとんど見落としがなくなる)が可能になりました。費用は従来の子宮がん検診に比べて3000円程度余分にかかりますが、細胞診と HPV-DNA検査が両方とも異常なかった場合、3年毎の検診でもよいこともわかっておりますが、残念ながら保険診療としては認められていません。

子宮頚がん予防ワクチンについて

 子宮頚がんは、女性の命はもちろんのこと、妊娠や出産の可能性まで奪ってしまうこともある病気ですが、予防が可能となりました。子宮頚がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頚がんの原因として最も多く報告されているHPV 16型とHPV 18型の感染を防ぐワクチンです。感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。このワクチンに含まれるウイルスには中身(遺伝子)がないので、接種しても感染することはありません。また、このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。極めて稀ではありますが、重篤な副作用の報告がありました。患者様自身で、ワクチン接種のリスクとベネフィットをご理解いただいた上での判断をお願いしております。


当科のワクチン接種の対象、方法、費用を下表に示します。

ワクチン接種の対象
10歳以上の女性
ワクチン接種の方法 半年間で3回のワクチン接種を行います。
(初回、初回から1カ月後、初回から6カ月後)
ワクチン接種の費用 初 診:54,170円(3回分)
再 診:50,490円(3回分)

子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種を受ける前に

 

子宮頚がんの治療

 患者様の希望を参考にして治療オプションを提案させていただいております。
 当科では0期のがん(上皮内がん)に対して低侵襲かつ確実な子宮頚部円錐切除による妊孕能温存手術で十分な治療効果を立証しています。また、Ⅰb期以上のがんに対する広汎子宮全摘術においては術後の排尿障害が問題となることが多いのですが、可能な症例においては、排尿をつかさどる神経を温存するようにしています。放射線療法が必要な患者様では放射線科の協力でリニアック治療も行っています。

子宮頚がんの治療成績

 一般にがんの治療成績は5年生存率で比較します。つまり当科の治療成績と全国の治療成績を比較すれば医療レベルがはっきりすることになります。進行期分類で5年生存率を比較すると以下のごとくですが、当科の治療成績は全国平均と比べても良好です。

子宮体がん

子宮体がんの治療

 子宮体がんの治療は術後進行期診断によって違いますが、患者様の希望を尊重して治療オプションを提案させていただいております。主治療は手術療法ですが、必要な症例に対しては術後に化学療法の追加をおすすめしています。たとえば挙児希望が強いときは子宮を温存するためにホルモン治療を選択して厳重に経過観察する場合もあります。詳しいことは来院時に説明させていただきます。

子宮体がんの治療成績

 一般にがんの治療成績は5年生存率で比較します。つまり当科の治療成績と全国の治療成績を比較すれば病院の医療レベルがはっきりすることになります。進行期分類で5年生存率を比較すると以下のごとくです。治療成績は全国平均を大きく上まわっており良好な成績が得られています。

卵巣がん

卵巣がんの治療

 卵巣がんの治療成績は、化学療法の感受性ならびに手術療法の手技により異なります。当科では出来る限り腫瘍を摘出する積極的治療を基本とし、抗がん剤による補助治療も常に最新の治療方針を導入しています。

卵巣がんの治療成績

 一般にがんの治療成績は5年生存率で比較します。つまり当科のがんの治療成績と全国の治療成績を比較すれば医療レベルがはっきりすることになります。
 進行期分類で5年生存率を比較すると以下のごとくです。卵巣がん治療成績は全国平均と比較しても良好です。

内視鏡(腹腔鏡)下手術の紹介

 子宮筋腫、良性卵巣腫瘍、子宮内膜症等の良性疾患に対しては患者様の希望に応じて、積極的に内視鏡を用いた手術を行っています。内視鏡下手術とは、開腹せずに腹腔鏡で腹腔内の様子をビデオスクリーンに写しだし、この画面を見ながら特殊な器具を使って手術を行う方法です。腹腔鏡下手術ではお腹に5から10mm程度の3ヶ所ほど小さな穴を開けるだけで手術ができます。傷が小さいため、術後の痛みが少ない上、傷はほとんど見えなくなるので美容上の利点もあります。3から4日という短期間の入院ですみ、社会復帰も早くなります。開腹手術に比べて腹腔内の癒着が起こりにくいともいわれ、不妊症患者の手術にも適していると考えられています。このような観点からも腹腔鏡下手術は今後ますます盛んになる手術法と考えられます。
 当科では、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮外妊娠、不妊症(卵管卵巣周囲癒着症や多嚢胞性卵巣)などを対象に腹腔鏡下手術を行っています。

子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術

 子宮筋腫は症状がなければ特に治療する必要はありませんが、巨大な子宮筋腫や月経量が増えるために貧血になってしまったり、便通が悪くなったり、尿が出にくくなってしまったりする場合や不妊の原因と考えられるような場合には手術を検討しなければなりません。当科では患者さんと話し合った上で、腹腔鏡下手術も積極的に行っています。手術方法として、子宮筋腫核出術(子宮筋腫だけを取り除き、子宮そのものは残しておく)と子宮全摘術があり、患者さんの状況によって選択しています。子宮筋腫核出術は未婚女性や妊娠・分娩を希望している女性に対して行われます。子宮は残りますが再発の可能性も残ります。

子宮内膜症に対する腹腔鏡下手術

 子宮内膜症の発生頻度は生殖年齢女性の約10%といわれ、年々増えています。子宮内膜症に罹ると痙攣状の激しい痛み(骨盤痛・頭痛)に悩まされ、日常生活にも影響するばかりか、不妊症の原因にもなることがあります。当科では積極的に内視鏡手術を行っており、治療成績(痛みがなくなる、再発率が低下した、不妊症の成績が向上した)が大幅に改善しました。生理痛や不妊で悩んでおられる方は、是非受診して下さい。術後には月経痛や性交痛、排便痛などが著明に軽減され、生活の質は驚くほど改善します。また、不妊症の患者様でも妊娠率が向上しています。

女性外来の紹介

毎週金曜日午後(要予約、電話予約可)
産婦人科女性医師による外来です。2次性徴のトラブル、月経やおりものの異常などを含む 全ての産婦人科疾患に対応します。お気軽に受診してください。

産婦人科漢方の紹介

 産婦人科漢方は更年期障害、不妊症、不育症、妊娠悪阻、切迫流・早産をはじめ、全ての産婦人科疾患を対象とします。
産婦人科の患者様に用いる漢方薬といっても非常に多くの種類があります。この中から個々の患者様の病態に応じた処方を決めるのはなかなか大変なことです。当科では、受診していただいた患者様に対して漢方的診察を行ない、その上で、患者様の証(患者様の体質や体力に関する漢方的診断)を考慮して処方致します。

 

 

診療内容


産婦人科では主に次のような疾患の診断・診療にあたっております。

産科

婦人科

 婦人科の病気でなにか心配なことがあれば気軽に婦人科を受診してください。ほんのちょっとした婦人科的症状(不正出血、おりもの、生理不順、腹部膨満)がとても重要で、がんの早期発見につながることもあります。また、他院での診断や治療に不安を感じたり、納得できないときも気軽に受診してください。
 婦人科での診察にどうしても抵抗のある方は、予約制ですが、週1回(金曜日午後)、女性外来(産婦人科女性医師による外来)も開設しておりますので、どうぞご利用ください。




診療成績

産科

 当院は安全性を確保しながら経腟分娩を追及しているということに特色を持った病院であり、当科の帝王切開の割合は分娩数が600例を超える病院としては非常に低くなっています。

 

区分 平成25年度 平成26年度 平成27年度
総分娩数 597 626 525
帝王切開率 16.2% 15.4% 18.1%

 

婦人科

子宮頚がん治療成績(2012年2月集計)

進行期
当科における5年生存率
5年生存率
(婦人科腫瘍学会:全国統計2010年)
1 89% 93.8%
2 82% 72.1%
3 48.6%
4 27.2%

 

子宮体がん治療成績(2012年2月集計)

進行期
当科5年生存率
5年生存率
(婦人科腫瘍学会:全国統計2010年)
1 96% 95.1%
2 100%(参考値) 84.6%
3 82% 71.5%
4 0% 29.5%

 

卵巣がん治療成績(2012年2月集計)

進行期
当科5年生存率
5年生存率
(国立がんセンター)
1 88% 91%
2 75% 72%
3 55% 31%
4 0% 12%


スタッフの紹介

氏名
役職名
専門分野
認定
日高隆雄
日高 隆雄
副院長
産婦人科部長
緩和ケア科部長
かんわ支援室長
がん相談支援センター長
婦人科腫瘍
腹腔鏡手術
婦人科漢方
日本産科婦人科学会 専門医・研修指導医
日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
母体保護法指定医
八十島邦昭
八十島 邦昭
産婦人科部長
周産期母児医療センター所長
周産期医学
不妊症
内分泌
日本産科婦人科学会 専門医・研修指導医
母体保護法指定医
青木藍子
青木 藍子
産婦人科医員 産婦人科一般 日本産科婦人科学会 専門医
川口 美保子
川口 美保子
産婦人科医員 産婦人科一般  
山田 清貴
山田 清貴
産婦人科医員 産婦人科一般  

黒部市民病院

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