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地域を結ぶ病院だより

第21号(2020年5月)


かけはし通信×フレンディーだより(2020年5月発行)
  • ごあいさつ
  • 2020年度 医師紹介
  • 医師の異動
  • 講演・勉強会のご案内
  • 黒部市民病院 Topics
  • 病院機能評価 3rdG:Ver.2.0を取得!!
  • 血管撮影装置の更新
  • 外来診療担当医師案内
  • 病院の理念、患者の権利と責務、受診のご案内

ごあいさつ

院長 竹田 慎一

新年度がスタートし、皆様におかれましては新たな目標を胸に日々お過ごしのこととお慶び申し上げます。

当院は昨年6月「地域医療支援病院」の指定を県から受け、また、10月には「総合入院体制加算3」を取得しました。「富山県地域医療構想」のもと3年間にわたって2025年に目指すべき医療提供体制を検討してきましたが、これらにより当院の入院診療は高度急性期・急性期医療に、外来診療は救急・専門医療に力を注ぐことになります。

さて、昨年4月には「働き方改革関連法」が施行され、国を挙げて個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方への挑戦が始まっています。当院では、本年度の目標として、全ての職員が年次有給休暇を5日間以上取得することと、一部病棟看護職員の2交代勤務の本格導入を掲げています。医師に関しては、法改正5年後をめどに規制の対象とするとされていますが、その準備はすでに始まっています。まず、全国の病院がその機能に応じて、時間外労働時間の上限が960時間、あるいは1860時間のA~Cのいずれかに分類されることが決定しました。また、昨年7月には、厚生労働省より、「医師の研鑽に係る労働時間に関する考え方について」と「医師、看護師等の宿日直許可基準について」が示されました。いずれも抽象的表現が多く、今後病院毎に具体的対策を検討する必要
があります。さらに、本年度の診療報酬改定では地域の救急医療を担う医療機関に対する評価「地域医療体制加算」520 点が新設されましたが、その算定要件として勤務医の負担軽減と処遇改善に資する計画策定が求められています。

これらの改革の実行には、十分なスタッフ数の確保とタスクシフトが必須ですが、当院にとって前者は厳しく、特に看護師、薬剤師は募集人数を確保できない年が続いています。昨年創設した奨学金と就学補助金制度、今年度から始まる「特定行為に係る看護師研修」等を周囲にアピールし、マンパワーの確保に努めてまいります。

現在世界中で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっています。第2種感染症指定病院と新川医療圏の基幹病院としての機能の両立に日々試行錯誤を繰り返しています。院内感染による機能不全を予防するため、地域の住民、医療関係者の皆様には、コロナ感染症が疑われる場合あるいは疑う患者を診察された場合には「帰国者・接触者相談センター」に連絡の上当院を受診されますよう重ねてお願い申し上げます。

2020年度 医師紹介

医師の異動

所属 転出者 転入者 専門
内科 中村 翔大 江口 裕也 循環器疾患
越智 雅彦 池田 麻侑美 腎臓疾患
清水 真実 木本 鴻 内科一般
千葉 智義 西野 美智子 消化器疾患
豊田 善真 蓬田 大地 腎臓疾患
辻 博
小児科 篠﨑 健太郎 清水 宗之 小児科一般
太田 安孝 中村 健太郎 小児科一般
加藤 理子 坪井 香緒里 小児科一般
外科 東 勇気 寺田 逸郎 消化器外科
橋本 聖史 外科一般
整形外科 須澤 俊 八島 悠至 整形外科一般
産婦人科 新居 絵理 須田 尚美 産婦人科一般
布村 晴香 竹内 麻優子 産婦人科一般
森田 章嗣 産婦人科一般
皮膚科 中尾 将治 伊與部 怜奈 皮膚科一般
形成外科 竹村 朋子 牧本 和彦 形成外科一般
耳鼻いんこう科 吉川 智美
呼吸器外科 北村 直也 水島 伊佐美 呼吸器外科一般
眼科 高田 雄太
(4月30日転出)
尾崎 弘典
(5月1日転入)
眼科一般
精神科 西川 祐美子 精神科全般
放射線科 山崎 雅弘 北川 泰地 放射線診断
麻酔科 古田 美奈子 長谷川 裕一 麻酔科一般
本江 純子 麻酔科一般
歯科口腔外科 能登 善弘 花城 佳志 歯科口腔外科一般

講演・勉強会のご案内

1.新川胸部疾患検討会

日時 毎月第2木曜日
18時30分~20時00分
場所 中央棟3階 会議室6
※5月は中止します

2.オープンキャンサーボード

日時 6月10日 水曜日
18時45分~
場所 中央棟3階 会議室6

3.内科カンファレンス

日時 毎週火曜日
18時30分~
場所 中央棟3階 会議室6

黒部市民病院 Topics

看護師特定行為研修がはじまりました!

令和2年2月26日、医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会において、当院は看護師の特定行為研修を行う指定研修機関として認定されました。

看護師特定行為研修とは:団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、さらなる在宅医療等の推進を図るには個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たず、手順書に基づき一定の診療の補助(特定行為)を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。これが本研修制度の目的です。(*手順書とは、医師又は歯科医師が作成した指示書のようなもの)

今年度は当院の看護師を対象としており、2名の看護師からの立候補があり、「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」、「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」の2つの区分で研修を実施します。

今後は近隣の医療機関の看護師にも門戸を広げて、地域医療の充実に努めていきます。

病院機能評価 3rdG:Ver.2.0を取得!!

当院は、2019年11月1日付で公益財団法人日本医療機能評価機構による「病院機能評価 3rdG:Ver.2.0 」の認定を取得しました。
受審日 令和1年7月24日から令和1年7月25日
認定日 令和1年11月1日
認定期間 令和1年8月23日から令和6年8月22日
※初回認定日は平成16年8月23日であり、今回で4度目の認定となります。

(写真左:栗本昌紀 医療局長、写真右:竹田慎一 院長)

病院機能評価は、組織全体の運営管理および提供される医療について、日本医療機能評価機構が中立的・科学的・専門的な見地から評価を行うツールであり、全国の約3割の病院が活用しています。

当院は評価項目89項目すべてにおいて、一定の水準を満たしていると認められました。

いただいた高い評価を励みに、今後もさらに質の高い医療サービスの提供に努め、患者からより一層信頼される病院を目指してまいります。

血管撮影装置の更新

中央放射線科長補佐 下田 政儀
当院では、2020年3月に循環器用血管撮影装置、頭腹部用血管撮影装置の更新を行いました。

血管造影(angiography)とは、カテーテルと呼ばれる細い管を目的の臓器まで挿入し、造影剤を注入して血管の状態を撮影します。血管の狭窄や閉塞、動脈瘤の有無、腫瘍の分布や血流状態等を知るための検査です。

今回導入した最新型装置では、検査室内に55インチの大型液晶ディスプレイを採用しており、より多彩な画像情報を術者やスタッフに提供可能となりました。被ばく低減プログラムや、高画質を実現する画像処理エンジンも搭載されており、従来よりも低被ばく・高画質化を実現しています。

循環器領域では、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)時にて血管を広げるために使用されるステントと呼ばれるデバイスを強調し視認性を向上させる機能や、術前の冠動脈CT画像を利用したプランニング支援機能といった最新機能が搭載されております。

頭腹部領域では、本体アームを回転させて撮影する3D画像が格段に高画質化しております。脳動脈瘤の治療時にて、頭蓋内に留置されたコイルやクリップなどの金属アーチファクトを大幅に除去する機能や、4D画像による血行動態の診断も可能となりました。肝細胞癌に対する動脈塞栓術時には、血管塞栓術を支援する新たなリアルタイム3Dナビゲーション機能が搭載されており、手技のプランニングをより快適かつ正確に実施可能です。

最新機器の導入により、高度な検査・治療において、さらなる手技精度の向上が期待できます。

外来診療担当医師案内

病院の理念、患者の権利と責務、受診のご案内

病院の理念

  • 病院憲章
    日々念心

  • 病院の基本方針
    一、新川医療圏の基幹病院として地域の医療・保健・福祉施設と連携して地域完結型の医療を目指します。
    一、五疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患) 、五事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)の拠点として機能強化に努めます。
    一、患者を中心に、家族、全医療スタッフが参加したチーム医療を目指します。
    一、病院スタッフのワークライフバランスの推進、教育・研修機能の充実を目指します。
    一、経営の効率化を行い、健全経営に努めます。

診療受付時間

  1. 平等に医療を受ける権利
  2. 良質の医療を受ける権利
  3. 十分な説明を受け自己決定する権利
  4. 診療記録の開示を要求する権利
  5. 個人情報が守秘される権利
  6. 尊厳が守られる権利尊厳が守られる権利
  7. 診療にご協力していただく責務

受診のご案内

診療受付時間

平日…7時30分〜11時00分
但し、科・曜日により受付時間が異なります。詳しくは、外来診療担当医師案内をご覧ください。
休診日…土、日、祝日、年末年始など

救急 (時間外) 外来の受診

当院の救急外来は、休日や診療時間に関わらず、終日診療をしています。
受診の際は地域救命センターの 「救急受付」 にお越しください。若しくはご連絡ください。

新川医療圏小児急患センターの受診

受付時間
毎夜間…18時45分〜21時45分
日曜・祝日昼間…8時45分〜11時45分、13時45分〜16時45分(※土曜日は除く)

下新川一次急患センターの受診

毎水曜日…19時00分〜22時00分(受付〜21時30分)
診療科目…内科
毎月1回、保険証を提示してくださるようお願いします
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