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診療科・部門

内科



当科の概要・特色

当院は地域の基幹病院として、全ての内科的疾患に対応して診療しております。
内科の専門領域は神経疾患以外であり、神経疾患は脳神経内科にて診察しています。

診療内容

糖尿病・内分泌内科

近年増加の一途をたどる糖尿病や、同じ生活習慣病である脂質異常症、高血圧、高尿酸血症などの代謝疾患と、甲状腺や下垂体、副腎などホルモンを分泌する臓器の病気である内分泌疾患の診療を行っています。

当院は日本糖尿病学会認定教育施設に認定され、専門医2名のほか、8名の日本糖尿病療養指導士を含む糖尿病チームで診療しております。糖尿病教育入院は8日間の入院コースとなります。また外来通院でも指導コースがあり、様々な患者さんのニーズに対応しています。個別の栄養指導のほか、週1回(火曜日)の糖尿病教室(集団指導)や運動指導も行っております。さらに、地域のクリニックとの間で連携医療を推進しており、半年~1年に1回のフォローアップ外来「マイカルテ外来」を運用しております。

また当院は日本内分泌学会の認定教育施設にも認定されており専門医1名が在籍しております。甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍など)をはじめ下垂体や副腎などの希少疾患についても専門的な診断および治療を行っております。

呼吸器内科

呼吸器系の疾患の治療・管理を行っています。呼吸器系(肺・気管支)は多くの疾患の発現の場になります。
  • 感染症(様々な病原体による肺炎、結核、非結核性抗酸菌など)
  • アレルギー性疾患(気管支喘息や過敏性肺臓炎など)
  • 膠原病・自己免疫疾患(関節リウマチやサルコイドーシスなど)
  • 腫瘍(肺癌、悪性中皮腫)
  • 喫煙や職業性粉塵曝露による疾患(慢性閉塞性肺疾患、塵肺など)
的確な検査を行い、迅速かつ正確な診断を心がけています。時として診断には治療による反応や、時間をかけて経過を見守ることも必要になります。
医療は日々進歩しています。また医療の進歩や環境の変化は常に新たな病態を生み出しています。スタッフは積極的に学会参加や学会報告を行い、最新の知識や技術の習得に努め、よりよい医療を実践するための創意工夫を怠らず、独善に陥ることのないよう心がけています。
日々進歩する医療にも限界があります。また命にも限りがあります。限界を冷静に見極め、受け入れることも時には必要になります。

気管支喘息

発作時の咳、喘鳴、呼吸困難を主症状とするもので典型例での診断は容易です。適切な治療を受けることにより多くの場合には良好な治療効果が得られます。軽症の患者さんは必ずしも定期的な受診は必要なく、受診が必要な場合を話し合います。一方で治療を受けていながらも症状の改善が乏しい患者さんがいることも確かです。症状や状態により治療薬を見直しながら過不足のない治療を行います。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

喫煙を原因とする肺、気管支の慢性炎症性疾患です。多くの場合には中年期以降の喫煙者に発症します。健診やドック等により無症状で見つかることも増えていますが、咳や痰、労作時呼吸困難などの症状を訴えて受診される場合にはすでにかなり進行している場合が少なくありません。禁煙が第一歩です。必要に応じ薬物治療を行います。適切な運動療法や栄養管理も大切です。

肺癌

腫瘍の種類、拡がり、体の状態から最良と思われる治療方針を提案します。検査は迅速に進め、呼吸器内科医、呼吸器外科医、病理医、放射線治療医が治療方針を話し合い、速やかに判断することができます。治療は手術療法、化学療法、放射線療法を単独か組み合わせて行います。判断が難しい場合には他施設の専門医に意見を求めることもあります。提案した最良と思われる治療方針を患者さんやご家族にご理解いただき納得できるよう、十分な説明が必要になります。
療養には様々な助けが必要になります。多くの職種スタッフがチームになって患者さんやご家族の相談にのり支えになっています。

結核

適切な治療を確実に受けることによりほとんどは治癒します。痰に結核菌が混じった排菌がある場合には入院が必要になります。若いころに感染し高齢になって発病する患者さんが多く見られます。海外で感染してくる患者さんも増えています。治療薬が効かない耐性菌が問題になってきています。

非結核性抗酸菌症

中高年の女性を中心に患者さんが増えています。健診等で胸部異常陰影として見つかることが多く、ほとんどの方は無症状です。経過は一般に穏やかで年齢や病型によっては治療を必要としません。治療は内服薬が中心で、長期間の投与を必要とします。進行すると咳・痰・発熱・呼吸困難などの症状が出現します。

肺炎

様々な病原体が原因となります。一般的な細菌性肺炎では原因菌を確定することは必ずしも必要なく分からないことがほとんどです。適切な抗菌薬投与により治療を行い、多くは治癒します。持病がなく病状が軽い場合には外来治療を行います。高齢者や重篤な持病がある人では治療にも関わらず経過が悪いことがあります。

間質性肺炎

咳や呼吸困難を主症状とします。急性期には発熱を伴います。病原体の感染によって生じる肺炎とは全く異なる疾患です。かなり急性の経過から年単位の慢性の経過をたどるものまで、様々な病型があります。原因不明の特発性間質性肺炎が最も多く、膠原病などの他の全身性疾患が原因となるものや、薬剤や放射線治療が原因になるものがあります。ステロイド治療や免疫抑制剤による治療があります。病型を正しく診断する必要があります。

循環器内科

虚血性心疾患、心臓弁膜症、不整脈などの各種心臓病を心電図や運動負荷心電図、長時間心電図、レントゲン、超音波検査、核医学検査、CTスキャン、血管造影等の各種検査を用いて診断し、薬物治療、非薬物療法のうち最も適切と考えられる治療を選択し診療を行っています。
非薬物療法としては、徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療や、狭心症、心筋梗塞に対するカテーテル治療、下肢の閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療等を行っています。

腎臓・リウマチ内科

腎炎・ネフローゼ症候群、慢性腎不全などの内科的腎疾患全般および合併症として腎疾患を合併することが多い膠原病を中心に診断・治療を行っています。また、末期腎不全に対し、血液透析・腹膜透析への導入とその後の維持透析を行っています。

血液内科

血液内科は、血液中を流れている白血球、赤血球、血小板などの異常に加えて、リンパ節、脾臓の病気を診療する科です。
血液内科で担当する病気は、白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄増殖性腫瘍などで、これらに対して、標準的薬物療法を行っています。また、適応がある症例には、同種もしくは自家造血幹細胞移植も行っています。このほか、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血などの造血障害の治療を行っています。

感染症内科

平成26年6月9日(月曜日)より感染症専門外来を開始いたしました。 一口に「感染症」と言っても、かぜ、急性胃腸炎など軽い病気から、肺炎、敗血症、骨髄炎、脳髄膜炎など早期に適切な治療をしなければ命にかかわるような重い病気まで様々な病気があります。 富山県では感染症専門外来を行っている施設はわずかしかありません。 感染症に関わることなら何でもご相談ください。

消化器内科

消化器内科では消化管(食道・胃・十二指腸、大腸)疾患および肝胆膵疾患の診療 を行っています。
特に消化管悪性腫瘍の早期発見、早期診断により、最小限の侵襲で最大限の効果が得ることを目標として行なっています。また、手術不能である悪性疾患に対しては化学療法・緩和療法を積極的に行っています。

対象疾患

食道炎、食道癌、食道静脈瘤、胃炎、胃潰瘍、胃腫瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、大腸腫瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、機能性胃腸症、膵炎、膵腫瘍、胆管結石、胆嚢炎、胆道腫瘍、閉塞性黄疸、肝炎、肝硬変、肝腫瘍などの消化管および肝胆膵疾患。

対象疾患

消化管 上部・下部消化管内視鏡検査、超音波内視鏡検査、内視鏡的消化管ポリープ切除術、内視鏡的消化管粘膜切開剥離術、内視鏡的食道静脈瘤結紮術、消化管拡張術、内視鏡的消化管ステント留置術など
  • 胆道、膵
    内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査、内視鏡的胆管結石除去術、内視鏡的胆管ステント留置術、内視鏡的もしくは経皮的胆道ドレナージなど
  • 肝臓
    肝生検、肝腫瘍に対するラジオ波焼灼術など

得意分野

  • 胃および大腸の早期癌や良性腫瘍の内視鏡的治療を積極的に行っております。
  • 消化管出血に対しては緊急内視鏡検査下に、クリッピング、エタノール局注、アルゴンプラズマ焼灼、食道静脈瘤結紮術(EVL)などを行っています。
  • 胆膵疾患に関しては、ERCPによる診断と治療(総胆管結石に対する内視鏡的破石術・採石術、悪性胆道狭窄に対するステント留置術)を行っています。

診療体制

日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医などの資格をもつ医師が診療にあたっています。また、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本消化器病学会指導施設に認定されています。

診療実績

内分泌代謝内科

区分 件数
糖尿病外来患者数 約1400例
糖尿病教育入院 年間約150例
糖尿病外来教育コース 年間約250例
甲状腺外来患者数 約300例
甲状腺吸引細胞診検査数 年間約100例

消化器内科

主な疾患・手術件数(令和5年度) 件数
内視鏡的ポリープ・粘膜切除術(食道・胃・大腸) 187
胆道ステント設置術 55
内視鏡的消化管止血術(消化管・小腸・結腸含む) 42
内視鏡的胃瘻交換術 3
内視鏡的胃瘻造設術 6

循環器内科

区分 令和3年度 令和4年度 令和5年度
冠動脈インターベンション 99件 106件 82件
ペースメーカー移植術 21件 19件 30件

腎臓・リウマチ内科

腎センター利用状況 令和3年度 令和4年度 令和5年度
血液透析患者数 160 147 149
血液透析延患者数 外来 20,850 20,421 20,655
入院 984 1,210 1,191
CAPD患者数 10 7 7
自己貯血採血延件数 25 34 37
アフェレーシス延件数 43 73 40
入院・外来別延患者数(令和4年度) 件数
入院延患者数 50,892
外来延患者数 67,585

医師紹介


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