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医療最前線(健康コラム)

特定行為看護師の研修制度について


黒部市民病院 がん薬物療法看護認定看護師
特定行為看護師 佐々木 良子 看護師
2025年には、5人に1人が75歳以上になるといわれています。地域医療の課題として超高齢化、人材の不足、医師不足、働き方改革などへの対応が求められています。厚生労働省は、医療提供の改革が必要と考えて、特定行為に係る看護師の研修制度が始まりました。

特定行為とは、今まで医師が行っていた多くの行為の中から、「手順書」を用いて、研修を受けた看護師が一定の診療補助を行うことです。その行為は、地域やベッドサイドで幅広く活用できるもので、例えば、水分が取れず脱水になったときの点滴や血糖を下げる薬を用いた血糖コントロールなどがあります。

黒部市民病院は、特定行為研修機関として、ますます複雑化、多様化する医療に対応できる看護師の育成に取り組んでいます。特定行為研修を修了した看護師は、医学・看護両方の視点「診る」と「看る」から病状を捉えることができます。その力を活かして、地域の皆様が安心して医療が受けることができるよう尽力していきます。

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