最近の肺がんの外科治療
黒部市民病院
呼吸器外科医長
嶋田 喜文 医師
肺がんは、患者数・死亡数ともに多い病気ですが、近年は診断や治療が大きく進歩しています。治療法には手術、放射線治療、薬物療法があり、早期の肺がんに対しては、手術が治療の中心になります。
近年はCTなどの画像診断が進歩し、手術前にがんの性質をある程度推測できるようになりました。そのため早期の肺がんに対しては、これまで標準とされてきた「肺葉(はいよう)切除」に加え、肺をより多く残すことができる「区域切除」という手術が行われる機会も増えています。区域切除では細かい血管や気管支を処理することが求められますが、内視鏡手術の発達により、小さな傷で体への負担を抑えた手術が可能です。
進行した肺がんに対しても、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬といった新しい薬物療法を手術と組み合わせることで、治療の成果が大きく向上しています。また、がんが周囲の臓器に広がった場合には、それらを切除したり再建を行ったりするような手術にも対応しています。
当科では2023年9月より手術支援ロボット(ダビンチ)を用いた手術も導入し、より精密で安全な手術を目指しています。検診で胸部レントゲンの異常を指摘された際には、どうぞお気軽にご相談ください。
呼吸器外科医長
嶋田 喜文 医師
肺がんは、患者数・死亡数ともに多い病気ですが、近年は診断や治療が大きく進歩しています。治療法には手術、放射線治療、薬物療法があり、早期の肺がんに対しては、手術が治療の中心になります。
近年はCTなどの画像診断が進歩し、手術前にがんの性質をある程度推測できるようになりました。そのため早期の肺がんに対しては、これまで標準とされてきた「肺葉(はいよう)切除」に加え、肺をより多く残すことができる「区域切除」という手術が行われる機会も増えています。区域切除では細かい血管や気管支を処理することが求められますが、内視鏡手術の発達により、小さな傷で体への負担を抑えた手術が可能です。
進行した肺がんに対しても、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬といった新しい薬物療法を手術と組み合わせることで、治療の成果が大きく向上しています。また、がんが周囲の臓器に広がった場合には、それらを切除したり再建を行ったりするような手術にも対応しています。
当科では2023年9月より手術支援ロボット(ダビンチ)を用いた手術も導入し、より精密で安全な手術を目指しています。検診で胸部レントゲンの異常を指摘された際には、どうぞお気軽にご相談ください。
