第57回 医療交流(2025年5月12日-2025年5月22日)
16歳の時、初めて日本を訪れました。その訪問は私の人生を変えました。自分自身について多くのことを理解させられました。文化や社会原則、人々の考え方に触れた後、ペルーに移住した日本人の孫娘である私の母が、そのような原則や伝統の多くを受け継いで私を育ててくれたことを知ることができました。
それから数十年後、私は再び日本文化に触れる機会を得ただけでなく、ペルーとアメリカの両方で研修を受けた感染症専門医としての知識と経験を分かち合うことができるようになりました。今回の旅には、優秀な内科医である妻と3歳の息子も一緒でした。
黒部に到着すると、黒部の山々を背景に西村さんと小宮先生が出迎えてくれました。片側は山、もう片側は海という風景は、私の故郷を思い出させました。
私がとても楽しみにしていたことのひとつは、研修医たちに講義をすることでした。その経験は、今回の訪問のハイライトでした。私が彼らから学んだのと同じように、彼らも私の講義から学んでくれたと思います。
黒部市民病院の感染症薬剤師、感染予防チーム、臨床検査科の技師たちと話すのは本当に楽しかったです。彼らは忙しい仕事の合間を縫って、私に彼らの仕事を垣間見せてくれました。彼らは患者と地域社会の安全を守るため、舞台裏で懸命に働いておられました。私たちが直面している課題の多くは、日米両国で非常によく似ていることを学ぶことできました。富山大学で日本の感染症学の仲間たちと出会い、抗生物質耐性の脅威に対する私たちの取り組み方やアイデアを交換できたことは、忘れがたい豊かな経験となりました。
黒部についてそして私たちが出会った人々について、言いたいことはまだまだたくさんあります。
特に山の水が流れる音や田んぼに反射する太陽の光を聞きながら、黒部の街を歩いたことを懐かしく思います。また、アクア黒部ホテルの美しい木工細工の置物や、居心地の良い朝食会場、スタッフのおもてなし、レイワのパンケーキや本家かまどやに行ったこと、パパパンでおいしいペストリーを食べたことも懐かしいです。 西村さんとランチをしたり、黒部市総合公園で息子が遊ぶのを見たり、海辺や山へ走りに行ったりと、他にもたくさんのアクティビティがありました。
黒部の印象については今後に希望が持てると感じました。 聡明な若い医師たちとの出会い、過去にメーコンで出会った元研修医が今では成功した主治医になっているのを目の当たりにしたことや、日本の医療制度が地域のために機能しているのを目の当たりにしたことなどから、私は黒部の医療の未来について楽観的な気持ちになりました。
ペルーからアメリカに移住したときと同じように、日本で学んだことを自分の臨床技術や診療方法に取り入れ、より優れた医師になりたいと思います。願わくは、日本の同僚たちと協力して、医学や抗生物質耐性の世界的な脅威に関する知識を深めたいと思います。
そして私が何年も経った今でもそうであるように、息子も初めての日本への旅を大切な思い出にしてくれることを願っています。
最後に、このような素晴らしい機会を与えてくれた黒部市民病院、そして私と家族を温かく迎えてくれた皆さんの心遣いに感謝したいです。西村さんと小宮先生なしでは、私たちの旅はなかったでしょう。
ラファエル・ポンセ-テラシマ先生
それから数十年後、私は再び日本文化に触れる機会を得ただけでなく、ペルーとアメリカの両方で研修を受けた感染症専門医としての知識と経験を分かち合うことができるようになりました。今回の旅には、優秀な内科医である妻と3歳の息子も一緒でした。
黒部に到着すると、黒部の山々を背景に西村さんと小宮先生が出迎えてくれました。片側は山、もう片側は海という風景は、私の故郷を思い出させました。
私がとても楽しみにしていたことのひとつは、研修医たちに講義をすることでした。その経験は、今回の訪問のハイライトでした。私が彼らから学んだのと同じように、彼らも私の講義から学んでくれたと思います。
黒部市民病院の感染症薬剤師、感染予防チーム、臨床検査科の技師たちと話すのは本当に楽しかったです。彼らは忙しい仕事の合間を縫って、私に彼らの仕事を垣間見せてくれました。彼らは患者と地域社会の安全を守るため、舞台裏で懸命に働いておられました。私たちが直面している課題の多くは、日米両国で非常によく似ていることを学ぶことできました。富山大学で日本の感染症学の仲間たちと出会い、抗生物質耐性の脅威に対する私たちの取り組み方やアイデアを交換できたことは、忘れがたい豊かな経験となりました。
黒部についてそして私たちが出会った人々について、言いたいことはまだまだたくさんあります。
特に山の水が流れる音や田んぼに反射する太陽の光を聞きながら、黒部の街を歩いたことを懐かしく思います。また、アクア黒部ホテルの美しい木工細工の置物や、居心地の良い朝食会場、スタッフのおもてなし、レイワのパンケーキや本家かまどやに行ったこと、パパパンでおいしいペストリーを食べたことも懐かしいです。 西村さんとランチをしたり、黒部市総合公園で息子が遊ぶのを見たり、海辺や山へ走りに行ったりと、他にもたくさんのアクティビティがありました。
黒部の印象については今後に希望が持てると感じました。 聡明な若い医師たちとの出会い、過去にメーコンで出会った元研修医が今では成功した主治医になっているのを目の当たりにしたことや、日本の医療制度が地域のために機能しているのを目の当たりにしたことなどから、私は黒部の医療の未来について楽観的な気持ちになりました。
ペルーからアメリカに移住したときと同じように、日本で学んだことを自分の臨床技術や診療方法に取り入れ、より優れた医師になりたいと思います。願わくは、日本の同僚たちと協力して、医学や抗生物質耐性の世界的な脅威に関する知識を深めたいと思います。
そして私が何年も経った今でもそうであるように、息子も初めての日本への旅を大切な思い出にしてくれることを願っています。
最後に、このような素晴らしい機会を与えてくれた黒部市民病院、そして私と家族を温かく迎えてくれた皆さんの心遣いに感謝したいです。西村さんと小宮先生なしでは、私たちの旅はなかったでしょう。
ラファエル・ポンセ-テラシマ先生

着物着付け体験

合同レクチュア

OBの郷原先生、石田先生と

黒部市総合公園

送別会
