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【研修医】メーコン黒部医療交流

稲場 真生医師


米国研修を終えて

黒部市民病院研修医2年の稲場 真生です。1か月間の米国研修を終えての感想を書かせていただきます。
まず研修編として、僕は米国ではDuke先生の元で耳鼻咽喉科の研修をさせていただきました。研修内容としては外来診察や外来手術、メインの病棟で行われる入院が必要な手術、病棟管理などを先生とともに経験させていただきました。

研修初日はまず外来手術の見学をさせていただいたのですが、そこで日本との大きな違いを感じました。そもそも外来手術とは日帰りで行われる、入院の必要のない手術です。これは日本の耳鼻科でいうところの、鼓膜切開術や鼻粘膜焼灼術などのことを言います。しかし、米国では扁桃摘出術やアデノイド切除術、ナビゲーションシステムを使用したESSなどの全身麻酔下で行う必要のある手術を日帰りで行っていました。それも、一日に10-15件の手術をものすごい速さで行います。初日はチューブ留置3件、扁桃摘出術5件、アデノイド切除術2件、ESS2件が予定されており、手術の合間に外来で鼻粘膜焼灼術などを行いました。常に動き回っているような状態で、16時過ぎにはその日の予定はすべて終了しました。日本で1日に全身麻酔下の手術を10件行うことはまずなく、衝撃を受けました。
次に休日編です。休日にはアトランタまで出向き、コカコーラミュージアム、ジョージア水族館、オリンピック記念公園、レノックスストエア、インドアスカイダイビング、リバークロッシングなどに、同時期に研修していた同期と一緒に行ってきました。いろいろなものを見ることができたのですが、とにかく全部の施設がでかいです。レノックスストエアとリバークロッシングはショッピングモールなのですが、イオンの10倍以上の敷地でとても一日では見て回り切れない大きさでした。

海外に行くのは初めてで最初は無事にたどり着けるか、研修先で英語を理解できるかなど様々な不安がありました。しかしいざ行ってみると思ったよりも順調に宿泊先までたどり着くことができ、研修先の先生もとても丁寧に対応してくださり、日本に帰国する際には米国が少し名残惜しくなり、同時にこの1か月間の海外研修は自身の中で忘れられない貴重な体験であったことを実感しました。今回の研修での経験を活かしながら今後も精進していきたいと思います。

同期と食べに行ったthe rookeryのハンバーガー

コカ・コーラミュージアムでの記念撮影

小児科レジデントのホームパーティー

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