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【研修医】メーコン黒部医療交流

中沢 僚太郎医師


アメリカ研修を通して

僕は当初、アメリカ見学がとても億劫に感じておりました。というのも、アメリカから見学に来てくださる先生方に、一度は話しかけてみるのですが、どうにも内容が伝わらず、会話を挫折してしまっていたからです。恐らく米国研修が始まって以来、最も?英語を苦手とする自分が行っても、そもそもメーコンヘたどり着くことすらできないのではないか、と不安だったからです。

そして出発の当日、緊張の面持ちで最後に荷物確認をしたところ、あるものを忘れている事に気が付きました。...パスポートです。病院に置いたままでした。メーコンヘたどり着けないにしても、日本を発つことすら出来ずに研修が終了するところでした。その後無事パスポートを確保し、渡米することに成功しました。入国審査もグーグル翻訳越しの会話ではありますが難なく通過し、順調にメーコン行のバスに乗ることができました。
翌週から始まったナビセントヘルスでの研修は、耳鼻科から開始しました。外来の様子や手術方法、デバイスなど新しいことばかりでとても勉強になりました。先生は英語ができない自分にも、グーグル翻訳を駆使して頂きながら優しく指導してくださいました。本当にありがたかったです。後半は感染症での研修でした。日本では稀なHIVの診療等貴重な体験をすることができました。

また、研修中にアトランタやニューヨークに旅行してきたのですが、特にクリスマスシーズンであったこともあり、とても華やかで楽しかったです。個人的にはニューヨーク旅行の最中に立ち寄ったMOMAというとても人気の美術館にて、開館と同時に入ったからか、ほぼ一人で様々な有名な絵画を見ることができたのが一番感動的でした。

研修中、最も辛かったのは、日本でも入ったことのないsubwayに立ち寄り、注文を聞かれるも何もわからず適当に答えたところ、何のソースもかかっていないトマトが挟まれたパンが出てきたことです。今後アメリカへ行かれる方で英語が苦手な方は、是非行かないことをお勧めします。

殆ど医療のことに触れておりませんが、本当に日本と違う点が多く、もっと英語や医療、特に耳鼻科に関して勉強を重ねてからもう一度研修する機会があればと思いました。

末筆ではございますが、今回の研修に際し手厚くサポートしてくださった方々に深く感謝申し上げます。

Dr.Dukeと

Rockeffeller_Center,_NY

ジェスチャーゲーム1

ジェスチャーゲーム2

Family_Medicineのレジデントと

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