動脈硬化について
黒部市民病院 理事 心臓血管外科部長
浦山 博 医師
浦山 博 医師
動脈硬化によっておこる病気は、主なもので脳梗塞、心筋梗塞、大動脈瘤、下肢壊死などがあります。動脈硬化の多くはコレステロールの動脈壁への沈着によって生じます。
危険因子としては、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などがあり、生活習慣病とされています。バランスの取れた食事、1日30分以上の運動、ストレスへの上手な対応などが重要です。動脈硬化が進行してしまうと、高血圧の薬やコレステロールを下げる薬、血液をサラサラにする薬などの服用が必要になります。
さらに進み、心臓に栄養を送る冠状動脈、脳へ血流を送る頸動脈や脳動脈、下肢の動脈などの狭窄や閉塞により、狭心発作(胸が痛くなる)、一過性脳虚血(手足のしびれや麻痺)、間欠性跛行(歩くと足が痛くなる)などの症状が出たら、CTやMRIなどの画像検査で詰まっているところを調べ、必要なら血管内治療(カテーテル治療)などで詰まっているところを広げることになります。
また、運動負荷や24時間心電図、心臓や頸動脈の超音波検査、四肢血圧測定と動脈硬化度測定など体に負担の無い検査でチェックできるので受けてみるとよいでしょう。
危険因子としては、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などがあり、生活習慣病とされています。バランスの取れた食事、1日30分以上の運動、ストレスへの上手な対応などが重要です。動脈硬化が進行してしまうと、高血圧の薬やコレステロールを下げる薬、血液をサラサラにする薬などの服用が必要になります。
さらに進み、心臓に栄養を送る冠状動脈、脳へ血流を送る頸動脈や脳動脈、下肢の動脈などの狭窄や閉塞により、狭心発作(胸が痛くなる)、一過性脳虚血(手足のしびれや麻痺)、間欠性跛行(歩くと足が痛くなる)などの症状が出たら、CTやMRIなどの画像検査で詰まっているところを調べ、必要なら血管内治療(カテーテル治療)などで詰まっているところを広げることになります。
また、運動負荷や24時間心電図、心臓や頸動脈の超音波検査、四肢血圧測定と動脈硬化度測定など体に負担の無い検査でチェックできるので受けてみるとよいでしょう。