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医療最前線(健康コラム)

内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」の対応疾患


黒部市民病院 泌尿器科部長
森井 章裕 医師
当院に内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」が導入され、泌尿器科では令和5年11月から前立腺がんに対して運用を開始しております。泌尿器科の領域では他にもダビンチで手術できる病気が多くあります。これまで前立腺がんに加え、腎がん、腎盂・尿管がん、膀胱がん、副腎の腫瘍といった腫瘍の手術に加え、女性の骨盤内の臓器が下がっておこる尿失禁に対する手術に対しても保険診療が認められています。
現在、当院ではダビンチを導入したばかりであり、前立腺がんの手術のみ行っている状態ですが、将来的には他の手術も行えるように体制を整えていく予定です。
前立腺がんの手術は、従来は開腹手術で行われていましたが、前立腺は骨盤奥深くの臓器であり、操作が難しく出血も多くみられました。最近では多くが内視鏡を用いたロボット手術となったことで、より安全で正確に手術が行えるようになっており、患者さんのメリットも大きいと考えられます。

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