誤嚥性肺炎を予防するには
黒部市民病院 摂食・嚥下障害認定看護師
山﨑 直子 看護師
山﨑 直子 看護師
最近、食べ物や飲み物でむせる、体重が減ってきたなどの症状はありませんか?
これらの症状が当てはまれば、飲み込む力(ごっくんの力)が落ちてきている可能性があります。口の中の唾液や食べ物についた菌が、気道(息をする道)に入ることを繰り返すことで、誤嚥性肺炎になることが多いと言われています。令和元年では誤嚥性肺炎は全国の死因の第6位になり、年々増加しています。
誤嚥性肺炎を予防するには、お口のケア・食べる時の姿勢・食事の硬さや調理方法の工夫・飲み込む力を鍛えることなどが必要です。飲み込む力の衰えは、早い人で40歳代から始まります。予防法としては、毎日体を動かすこと、おしゃべりや歌を歌うこともよいでしょう。飲み込む力を鍛えるための嚥下体操もあります。介護教室やかかりつけ医に相談し、日常生活に無理なく取り入れることをお勧めします。
いくつになってもおいしく安全に食事が食べられることは、生きる力につながります。10年後も変わらずに食べていられるように、今からできることを始めませんか?
これらの症状が当てはまれば、飲み込む力(ごっくんの力)が落ちてきている可能性があります。口の中の唾液や食べ物についた菌が、気道(息をする道)に入ることを繰り返すことで、誤嚥性肺炎になることが多いと言われています。令和元年では誤嚥性肺炎は全国の死因の第6位になり、年々増加しています。
誤嚥性肺炎を予防するには、お口のケア・食べる時の姿勢・食事の硬さや調理方法の工夫・飲み込む力を鍛えることなどが必要です。飲み込む力の衰えは、早い人で40歳代から始まります。予防法としては、毎日体を動かすこと、おしゃべりや歌を歌うこともよいでしょう。飲み込む力を鍛えるための嚥下体操もあります。介護教室やかかりつけ医に相談し、日常生活に無理なく取り入れることをお勧めします。
いくつになってもおいしく安全に食事が食べられることは、生きる力につながります。10年後も変わらずに食べていられるように、今からできることを始めませんか?