がんのリハビリテーションについて
黒部市民病院 リハビリテーション科
濱田 朋子 作業療法士
濱田 朋子 作業療法士
当院は、地域がん診療連携拠点病院としての役割を担っています。令和元年8月より医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士でチームを作り、がんのリハビリテーション(以下がんリハ)業務を開始しました。入院中にがんに対して手術や放射線・化学療法などの治療を行う方、進行がんや末期がんで自宅復帰を目指す方が対象です。
がんリハとは、患者さんの回復力を高め、残っている能力を維持・向上させ、生活の質(QOL:クオリティー・オブ・ライフ)の改善を目的とするリハビリです。現在、自宅での生活を考えた運動機能訓練、実用歩行訓練、日常生活活動訓練を行っています。がんの進行で、食欲低下や全身の衰弱が起こり、運動不足や寝ている時間の増加が悪循環にならないよう、生活環境を見直す指導も大切なリハビリです。
がんリハとは、患者さんの回復力を高め、残っている能力を維持・向上させ、生活の質(QOL:クオリティー・オブ・ライフ)の改善を目的とするリハビリです。現在、自宅での生活を考えた運動機能訓練、実用歩行訓練、日常生活活動訓練を行っています。がんの進行で、食欲低下や全身の衰弱が起こり、運動不足や寝ている時間の増加が悪循環にならないよう、生活環境を見直す指導も大切なリハビリです。