健康診断の重要性について
黒部市民病院 核医学PET画像センター部長
健康管理センター所長 清水 正司 医師
健康管理センター所長 清水 正司 医師
早期には自覚症状が全くなく、症状が現れた時にはすでに病気が進行しているということは少なくありません。それはなぜかといえば、重大な病気でも、初期には痛みやつらさなど、病気の存在に気づくような自覚症状がないことが多いからです。自覚症状のない病気を早期に発見するためには、無症状のうちから定期的な健康診断を受けることが大切です。健康診断を受けることで、病気を早期に発見することが、健康診断の大きな目的の一つです。大きな病気でも、早期に発見し、治すことが十分に可能な時代になってきました。毎年健康診断を受診することが大きな病気への予防の第一歩となります。1年に1回、定期的に健康診断を受診しましょう。
健康診断の5か条
健康診断の5か条
- 毎年必ず健康診断を受ける。
- 健康診断の結果を確認し、保存する。
- かかりつけ医に結果を相談する。
- 改善目標を立て、実行する。
- 二次検査(精密検査)を必ず受ける。