高血圧と慢性腎臓病
黒部市民病院 腎センター
腎不全看護認定看護師
草切 幸 看護師長
腎臓は細い血管がたくさん集まってできている臓器で、高血圧によって傷つきやすいことが知られています。高血圧を治療せずに放置していると徐々に腎臓の正常な構造が壊れてしまい慢性腎臓病、更には透析などの治療が必要になるおそれがあります。また、糖尿病や脂質異常症がある場合には更に注意が必要です。
目標とする血圧は、たんぱく尿が出ている場合、家庭血圧では125/75mmHg未満、たんぱく尿が出ていない場合、家庭血圧では135/85mmHg未満にするとよいといわれています。家庭で測る血圧はとても重要で、医師が治療を考えるときに重要な情報となります。できれば起床時と就寝前に、それぞれ2回ずつ自動血圧計で血圧を測り、記録ノートに記載して病院受診の際に持参するのが理想的です。
血圧を測定する部位は上腕部(肘より上)が適切です。目標とする血圧値は、患者さんそれぞれの血圧や腎臓の状態によって治療方法が異なります。当院では、血圧の目標値、食事や運動、生活習慣の改善など医師の診療のほか、看護師、管理栄養士、薬剤師などさまざまな職種に相談し、それぞれの専門を活かした視点から療養を支援しています。
腎不全看護認定看護師
草切 幸 看護師長
腎臓は細い血管がたくさん集まってできている臓器で、高血圧によって傷つきやすいことが知られています。高血圧を治療せずに放置していると徐々に腎臓の正常な構造が壊れてしまい慢性腎臓病、更には透析などの治療が必要になるおそれがあります。また、糖尿病や脂質異常症がある場合には更に注意が必要です。
目標とする血圧は、たんぱく尿が出ている場合、家庭血圧では125/75mmHg未満、たんぱく尿が出ていない場合、家庭血圧では135/85mmHg未満にするとよいといわれています。家庭で測る血圧はとても重要で、医師が治療を考えるときに重要な情報となります。できれば起床時と就寝前に、それぞれ2回ずつ自動血圧計で血圧を測り、記録ノートに記載して病院受診の際に持参するのが理想的です。
血圧を測定する部位は上腕部(肘より上)が適切です。目標とする血圧値は、患者さんそれぞれの血圧や腎臓の状態によって治療方法が異なります。当院では、血圧の目標値、食事や運動、生活習慣の改善など医師の診療のほか、看護師、管理栄養士、薬剤師などさまざまな職種に相談し、それぞれの専門を活かした視点から療養を支援しています。