脳神経外科に関する医療の進歩
黒部市民病院
脳神経外科部長
山本 博道 医師
今回は脳神経外科に関する医療の進歩を簡単に紹介させていただきます。
脳梗塞:急性期血栓回収という、4.5時間以内に脳梗塞の原因となった血栓を回収して取り出してくる機材の進歩より、早期診断治療が考案されました。体調が優れない際はお早めに受診ください。
脳出血:神経内視鏡や外視鏡にナビゲーションを組み合わせて、低侵襲に血種を取り除き、早期リハビリに繋げる試みが行われています。
クモ膜下出血:数十年ぶりに新開発となった、クモ膜下出血後の脳血管攣縮に対する新薬や、各種血管内治療の機材や動脈瘤クリップの進歩があります。動脈瘤クリップはこれまでも当院にありましたが、進歩したものが昨年導入されました。
その他:前述の他にも各種神経疾患に対する新薬(てんかん、神経線維腫、認知症等)や、安全に治療を行う上での検査機械の導入も大切です。また、血小板の機能がある種の血管内治療に非常に重要であることが明らかになり、注目を集めています。
各種新薬の使用・検査機械の導入等で患者さんの状態の改善を図りながら、地域医療を少しでもレベルアップすべく研鑽させていただきます。
脳神経外科部長
山本 博道 医師
今回は脳神経外科に関する医療の進歩を簡単に紹介させていただきます。
脳梗塞:急性期血栓回収という、4.5時間以内に脳梗塞の原因となった血栓を回収して取り出してくる機材の進歩より、早期診断治療が考案されました。体調が優れない際はお早めに受診ください。
脳出血:神経内視鏡や外視鏡にナビゲーションを組み合わせて、低侵襲に血種を取り除き、早期リハビリに繋げる試みが行われています。
クモ膜下出血:数十年ぶりに新開発となった、クモ膜下出血後の脳血管攣縮に対する新薬や、各種血管内治療の機材や動脈瘤クリップの進歩があります。動脈瘤クリップはこれまでも当院にありましたが、進歩したものが昨年導入されました。
その他:前述の他にも各種神経疾患に対する新薬(てんかん、神経線維腫、認知症等)や、安全に治療を行う上での検査機械の導入も大切です。また、血小板の機能がある種の血管内治療に非常に重要であることが明らかになり、注目を集めています。
各種新薬の使用・検査機械の導入等で患者さんの状態の改善を図りながら、地域医療を少しでもレベルアップすべく研鑽させていただきます。