本文へジャンプ

平成30年9月 虫垂炎について

黒部市民病院 消化器外科部長
月岡 雄治 医師


 虫垂炎はおなかが痛くなる病気としてよく知られています。簡単な病気と考えている方もいますが、昔は虫垂炎で死亡した方もいたそうです。最近では、診断技術、手術の向上、抗生物質の進歩などのおかげで死亡する患者さんはほとんどいなくなりましたが、重症化してから来院される患者さんはまだ多いようです。
虫垂炎はみぞおちが痛くなってから、痛みが右下腹部に移動する典型的な症状の場合には、診断はつきやすいですが、痛みが軽度、おなか全体が痛いような典型的でない症状の時は、診断が難しい場合もあります。
 早い時期で診断がつけば、手術後は数日で退院できるようになりますし、手術を行わず、抗生物質で治療することも可能です。しかし、重症例では、手術後の入院期間も長くなります。
右下腹部はいろいろな病気で痛くなりやすい場所ですが、痛みが強い場合には、虫垂炎を疑って、早めにかかりつけの先生に診てもらうことをお勧めします。


【関連部署】
外科・消化器外科

黒部市民病院

ページトップへ

ディレクトリーナビゲーション