グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


医療最前線(健康コラム)

心筋梗塞について


黒部市民病院 循環器内科部長
油谷 伊佐央 医師
心臓に栄養を送る血管を冠動脈と呼びます。冠動脈が閉塞すると心臓に血液が届かなくなり、心臓が栄養をもらうことができなくなり、心臓の細胞が死に至ります。この病気を心筋梗塞といいます。死に至る病気です。昔はお年寄りに多く生じる病気でしたが、生活・食事の乱れ、喫煙などを原因とし、30歳くらいでも生じるようになりました。みなさん、規則正しい生活・禁煙が重要です。症状は一般的には胸をしめつけるような胸痛が生じるとされています。冷汗を伴うような胸痛があった場合はためらわずに病院を急いで受診しましょう。治療は、カテーテルという細い管を用いた治療と外科的治療である冠動脈バイパス術があります。治療にて救命できても、心臓の力はかなり落ちてしまいます。この病気にならないことがなにより重要です。繰り返します、禁煙が最も重要です。知らないと言ってはいられません。

  1. ホーム
  2.  >  医療最前線(健康コラム)
  3.  >  心筋梗塞について
ページトップへ戻る