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令和3年2月 膠原病について

黒部市民病院 腎臓内科部長
吉本 敬一 医師


 

 膠原病とは、特定の病気ではなく、「癌」「感染症」のように、様々な病気を含みます。代表的な膠原病として、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、血管炎などがあります。関節リウマチも膠原病に含めることがあります。
 膠原病の病態は、自分自身の免疫の働きの異常と言えます。免疫細胞は、本来、外敵を倒すために働きます。例えば、細菌やウイルスに感染した際に熱が出るのは、免疫細胞が外敵と戦っているためです。ところが、膠原病では外敵がいないのに、戦いを始めてしまい、その結果、自分自身の臓器を傷つけてしまいます。原因不明の発熱、多発関節痛、皮疹、むくみ(腎障害)、口渇、眼の渇きなどで発症します。手が冷水に触れたとき、手指が蒼白になる症状(レイノー現象)で発見されることも多いです。症状のほか、血液検査で診断します。治療は、ステロイドを中心とした免疫抑制薬による薬物療法が中心となりますが、投薬が必要ない場合も多いです。黒部市民病院では、内科のほか、皮膚科などでも診療しています。


【関連部署】
内科

黒部市民病院

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