ブックタイトル70th_Anniversary2
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70th_Anniversary2
82開設70周年記念特別講演会 平成30年11月23日(金・祝)、黒部市民病院3階講堂にて、黒部市民病院開設70周年記念特別講演会を開催しました。 今回は、毎年3回にわたり開催している公開医学講座の3回目をこの特別講演会として企画し、多くの市民ならびに職員が来場しました。 内容は以下の3部構成で行いました。 第1部 健康と人生-古典文学から学ぶ- 高桜 英輔 名誉院長 第2部 2025年を見据えた黒部市民病院の戦略 竹田 慎一 院長 第3部 70周年記念ミニコンサート 二胡・歌 野沢 香苗 氏 ピアノ 古垣 未来 氏第1部第2部 第1部では、名誉院長の高桜英輔先生を講師としてお迎えし、「健康と人生-古典文学から学ぶ-」と題し、ご講演いただきました。古典文学のことばや画像を交えながら、健康で長生きするための秘訣などを述べられました。健康に良い食事の内容や食事量は腹八分目が良いこと、足を使った有酸素運動が効果的であることなど、病気や肥満にならないために日頃から自分たちが取り組めることを、具体例を挙げて分かりやすくお話しいただきました。 第2部では、竹田院長が「2025年を見据えた黒部市民病院の戦略」と題し、団塊の世代が2025年に75歳以上に達することにより、医療や介護の人的不足や社会保障費の増大が懸念される2025年問題を踏まえ、国・県および当院の現状や取組みについてお話しされました。富山県の地域医療構想や医療計画に基づいた医療機能の見直しや医療提供体制の構築のこと、地域全体で治し支える医療に向けた連携強化や当院の果たすべき役割について、また、国全体で働き方改革が推進されるなか、医療の担い手確保や職員の負担軽減のための当院の取組みを紹介し、これらを進めるためには住民の理解も不可欠であることを話されました。