ブックタイトル70th_Anniversary2

概要

70th_Anniversary2

9?　患者の権利と責務　?１．平等に医療を受ける権利　　国籍、宗教、性別、年齢、病気の種類、社会的地位などにかかわらず、どなたでも平等に適切な医療を受けることができます。２．良質の医療を受ける権利　　わが国の医療水準に照らし、安全で最善の医療を効率的に受けることができます。３．十分な説明を受け自己決定する権利　　これから受ける医療内容、その治療効果および危険性についてわかりやすい言葉で十分説明を受けることができます。その上で検査、治療、その他の医療行為を受けるか否かをご自身の意思に基づいて選択することができます。４．診療記録の開示を要求する権利　　診療録に記載されている診断名、検査結果および各種画像診断の結果など、ご自身に関するあらゆる医療情報の提供を受けることができます。さらにまた、他の医療機関の医師に意見を求める（セカンドオピニオン）ためにこれらの関係資料を借り受けることができます。５．個人情報が守秘される権利　　医学上得られた個人情報をご自身の承諾なしにみだりに他人に漏らされることはありません。６．尊厳が守られる権利　　あらかじめ希望されるご自身の意思に沿って医療が行われます。７．診療にご協力していただく責務　　医療は患者と医療者が対等の立場で相互の信頼関係の上で行われるものであり、ご自身も医療に主体的に参加していただきます。　　また、他の患者の医療提供に支障を与えないよう配慮していただく責務も負っていただきます。?　病院の基本方針　?１．新川医療圏の基幹病院として地域の医療・保健・福祉施設と連携して地域完結型の医療を目指します。２．５疾病（がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患）、５事業（救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療）の拠点として機能強化に努めます。３．患者を中心に、家族、全医療スタッフが参加したチーム医療を目指します。４．病院スタッフのワークライフバランスの推進、教育・研修機能の充実を目指します。５．経営の効率化を行い、健全経営に努めます。?　職員の倫理綱領　?　当院の職員はその責務の重大性を認識し、限りない人類愛を基に医療を通してすべての人々に奉仕するため次の目標に向けて最善の努力を尽くします。１．当院の職員は、生涯学習の精神を保ち、常に医学の知識と医療技術の習得に努めるとともに、その進歩・発展に尽くします。２．当院の職員は、公務員として職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるよう心がけます。３．当院の職員は、患者の人格を尊重し、やさしい心で接するとともに、医療内容についてよく説明し、信頼を得るよう努めます。４．当院の職員は、相互に協力・連携・尊敬し、最善で安心できる医療の提供に努めます。５．当院の職員は、医療の公共性を重んじ、医療を通じて地域社会の発展に貢献します。