ブックタイトル70th_Anniversary2

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概要

70th_Anniversary2

6祝  辞黒部市議会議長辻 泰久 このたび、黒部市民病院が創立70周年の節目を迎えられ、その記念誌発行にあたり、市議会を代表して心からお祝い申し上げます。 黒部市民病院は、昭和23年1月に下新川厚生病院として開設されて以来、歴代市長や歴代病院長をはじめ、関係各位のご尽力により、地域の基幹病院として、市民の健康と福祉の向上に多大な貢献をしてこられましたことに対し、深く敬意を表する次第であります。 近年の施設整備におきましては、平成29年3月に外来診療棟増改築事業が完成し、災害に強い病院として、来院者にとって利用しやすく、より安全で質の高い医療が提供できる病院として、一層の充実が図られたところであります。 また、初代院長草くさ野の久ひさ也や先生が唱えられた「日にち々にち念ねん心しん」を病院憲章に掲げ、この崇高な理念のもと、医師や看護師等医療従事者の弛まぬ努力によって、常に医療の質の向上をめざし、地域医療の中で重要な役割を果たしてこられました。 さて、現在の病院を取り巻く状況は、度重なる医療制度改革や診療報酬の見直しなどにより一段と厳しさが増すなか、少子高齢化社会の進展、医療ニーズの多様化、医療情報提供への高まり等、時代の要請に応じたより高度な機能を有する医療供給体制の整備等が重要となってきております。 市議会といたしましても、地域ニーズに応え、医学のめざましい進歩と医療需要の増大、高度化、多様化に対応した、施設の充実や体制の強化を図り、新川医療圏の中核病院としての医療機能の維持、急性期病院としての機能強化に取り組むことができるよう各種施策の実現に向けて努めてまいりたいと考えております。 結びに、創立70周年の記念すべき年を契機として、更に信頼される医療機関として、なお一層地域医療の充実に貢献していただきますよう念願いたしますとともに、黒部市民病院の限りないご発展と、大野市長や竹田院長はじめ職員各位の今後ますますのご健勝、ご活躍をご祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。