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感染対策室

感染対策室の役割

 感染対策室は、院内感染の予防と感染対策上の問題のチェックや報告、相談、対策、管理を、日常的に行っています。院内感染発生時は、原因解明のための調査を行い、解決のため情報提供をして対策案を提案します。そして、現場主体で問題解決する事を手助けし、最終的に終息確認も行います。さらに、再発防止のために、病院全体の共通課題として職員全体に情報提供していく事も役割と考えています。
 感染対策室だけで解決できない場合は、感染対策会議などの院内組織と共に行動して、早期解決を図ります。

院内感染対策のための組織

  • 感染対策室…室長(ICD:専任)、室長補佐(CNIC:専従)
  • 感染対策会議(ICC)…院長はじめ16名
  • 感染制御チーム…ICD・CNIC・薬剤師・臨床検査技師などで随時構成
  • ICTリンク会…各部署より18名

院内感染制御の目的

    1. 患者同士の病原体の伝播・拡散で、患者が感染症に罹患することを防止すること
    2. 院内で働く職員を病原体の曝露から守ること
    3. 院内感染症の集団発生を防止すること

感染対策の基本な考え方と行動

 当院の感染対策は、標準予防策の観点に基づいた医療行為を確実に行うことを基本としています。
そのために、感染対策マニュアルの遵守と標準予防策の徹底を目指し、院内研修会の開催を定期的に実施し職員の教育・啓蒙を図っています。また、必要に応じてマニュアルの見直しや改正も行います。

患者・家族・面会者にお願いしている事

  • 病院来院の際は、玄関口や病棟入り口と病室前に設置してあるアルコール消毒剤での手指消毒をしてください。 帰る際も同じように手指消毒をしてお帰りください。
  • 入院患者さんへの面会者(家族含む)は、外部からの感染症持ち込みから患者さんを守るために、 「面会者健康チェック表」の記載と「面会証」の着用をお願いしています。
  • 病棟では、発熱・咳・下痢・嘔吐・発疹・目の充血など感染症症状がある方、また12歳未満の方の「面会」や「つきそい」はお断りしています。
    12歳未満であっても、風疹・麻疹(はしか)・水痘(水ぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の全てに罹患した既往があるかワクチン接種がお済の場合、危篤の場合はこの限りではありません。
  • 外来受診時、発熱・咳のある方はマスクを着用して受診してください(咳エチケット)。職員からマスク着用をお願いすることがありますので、その際はご協力をお願いします。

アルコール製剤で手指消毒をしてください

医療最前線(健康コラム)

 医療最前線(健康コラム)は黒部市報「広報くろべ」に掲載した記事です。

令和4年4月掲載 家庭でできる感染予防策

 

黒部市民病院

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