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平成29年12月 ピロリ菌の除菌について

黒部市民病院 消化器内科部長
大幸 英喜 医師

 

 ピロリ菌は日本人の約3500万人に感染していると言われ、多くの方は自覚症状はありません。

 ピロリ菌はヘリコバクター・ピロリともいい、ヘリコプターのプロペラのような「べん毛」と呼ばれる細長い「しっぽ」を振り回して、活発に胃の中を動いている細菌です。胃の中には胃酸があり、通常の細菌は住むことはできませんが、特殊な酵素でバリアを作って胃内で生存し続けます。

 ピロリ菌が長期に胃内に生存することで慢性胃炎になり、胃潰瘍や胃がんの発生源になると言われています。そのため、ピロリ菌に感染している方は胃カメラで胃潰瘍や胃がんがないことを確認し、慢性胃炎になっている方は可能ならば、ピロリ菌を薬で退治していただきたいです。

 ピロリ菌の検査方法は内視鏡を使う方法や血液検査などがあります。ピロリ菌の除菌療法については保険が利き、1週間お薬を飲むだけでほとんどの人からピロリ菌が無くなってしまいます。ぜひご相談下さい。

【関連部署】
消化器内科

黒部市民病院

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