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平成29年11月 マイコプラズマ肺炎について

黒部市民病院 小児科医長
中坪 久乃 医師

 

 マイコプラズマ肺炎とは、マイコプラズマによる肺炎で学童以上のお子さんに多くみられます。学校や家庭などで感染し、しばしば流行します。潜伏期間は2~3週間と比較的長く、発熱や頭痛、倦怠感などで発症し、数日してから乾いた咳が出始め、徐々に悪化します。また喘息発作の原因になることがあります。自然治癒することもありますが、時に重症化し、中耳炎、髄膜炎、脳炎などの合併症を起こすこともあります。

 マイコプラズマ肺炎が疑われた場合、血液検査や胸部レントゲン検査などを行います。マイコプラズマ肺炎には、マクロライド系の抗生物質が有効ですが、味が苦く、飲みづらいため、アイスクリームや甘いシロップなどに混ぜて飲むことをおすすめしています。効果が乏しい場合には、他の薬剤に変更します。外来治療で直ることが多いですが、薬が飲めない、なかなか熱が下がらないなどの場合には入院して治療を行います。



【関連部署】
小児科

黒部市民病院

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