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平成29年9月 足白癬(水虫)について

黒部市民病院 皮膚科部長
大石 直人 医師

 

 水虫の原因は、白癬菌というカビ(真菌)です。家族に水虫の人がいなくても、日本人の5人に1人は水虫持ち(白癬菌感染者)のため、水虫の人が裸足で利用する場所(銭湯や温泉、プールなど)には白癬菌がいる可能性が高く、そこで接触し感染することが多いです。しかし、白癬菌が皮膚表面についても、角層内に侵入(感染)するまで約24時間かかることより、接触した後も数時間内に洗い流せれば、感染防御ができます。

 感染すると、足の指の間や足底に鱗屑(皮むけ)や、足底が角化(硬くなる)します。さらにひどくなると爪にまで感染し(爪白癬)、爪が変色したり、肥厚します。

 治療は、足白癬の場合、抗真菌剤外用で約3~6カ月で完治しますが、症状がなくなってからも1ヵ月間外用することが大事です。爪白癬に関しては、従来は抗真菌剤の内服併用で治療していましたが、最近爪専用の外用剤が発売され、外用だけでも約6割が治るようになりました。


【関連部署】
皮膚科

黒部市民病院

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