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平成29年8月 骨粗しょう症について

黒部市民病院 整形外科部長
吉栖 悠輔 医師

 

 骨粗しょう症は加齢や生活習慣により骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。たちまち困るわけではありませんが、骨折をすると痛いだけではなく機能障害も生じ、寝たきりになる場合もあります。歳をとれば皆がなるものだからと軽くみられていましたが、寿命がのびた高齢化社会においては深刻な病気です。

 まず、若い時に骨強度を高めておけば発症を遅らせることができます。そのためには、食生活に注意し、適度な運動・日光照射を心がけ、過度な飲酒や喫煙は控えるべきでしょう。骨粗しょう症は閉経以後の女性に多いのですが、高齢男性や合併しやすい持病や薬の服薬により若い人でも生じることがあります。

 診断には比較的簡便な骨密度が有用で、心配な年齢になったら検診など積極的な測定をお勧めします。治療で完治はしませんが、進行を遅らせ、骨折リスクを少なくする薬剤が開発されており、骨粗しょう症になったら、継続できる治療を医療機関で相談してください。



【関連部署】
整形外科

黒部市民病院

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