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平成29年4月 口腔ケアについて

黒部市民病院 歯科口腔外科医長
能登 善弘 医師

 

 人は誰でも年を重ねるにつれて、歯数減少による咀嚼力の低下、唾液分泌の低下や唾液性状の変化といった口腔機能の衰えが生じます。口の中に溜まった汚れには多くの細菌が含まれており、口腔機能低下によって汚れ(細菌)と唾液が混じって肺に流れ込むと誤嚥性肺炎を引き起こします。

 誤嚥性肺炎は認知症や脳卒中により麻痺を患っている要介護高齢者に多いため、口腔内の衛生状態に注意して「口腔ケア」を行う必要があります。

 口腔ケアには歯や舌、粘膜の表面に付着した汚れの清掃を目的とした器質的口腔ケアと、舌や口唇などの口腔周囲筋の訓練や唾液腺マッサージといった口腔機能の維持・回復を目的とした機能的口腔ケアがあります。

 当院では以前より口腔ケアに積極的に取り組んでいます。入院時に患者さんの口腔衛生状態を確認し、必要に応じて口腔ケアを行うことで入院中の口腔環境を清潔に保つよう努めています。



【関連部署】
歯科口腔外科

黒部市民病院

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