グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


医療最前線(健康コラム)

眼瞼下垂症


黒部市民病院 形成外科医員
牧本 和彦 医師
眠たそうな目と言われたり、おでこのシワが増えたと思うことはありませんか。運転中、信号を見るのに首を上げて見ていたり、若いころは一重だったのが、上まぶたの皮膚が重なり、二重になってきたなど。これらの症状は「眼瞼下垂症」と言われる状態かもしれません。

治療として、まぶたの余った皮膚を切除することで改善したり、まぶたを上げる筋肉とまぶたを繋ぐ膜の緩みを縫合して、緩みを解消したりします。様々なタイプの眼瞼下垂症があり、一人ひとりの原因を見極めて最適な治療を提供しています。いずれの手術もまぶたに麻酔薬を注入する局所麻酔で行い、1~2時間程度で終了します。術後は腫れや皮下出血斑ができることがありますが、術後一週間程度で大方が治まり、1~2か月程度でほぼ消退します。

視力は落ちていないのに目の疲れや、まぶたが重いと感じると悩みがあれば、ぜひ一度形成外科にご相談ください。

ページトップへ戻る