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令和2年3月 発達障害について

黒部市民病院 小児科部長
篠﨑 健太郎 医師


こだわりの強さや融通のきかなさ、落ちつきのなさは誰にでも多少あります。この特性が強くて日常生活に支障をきたすと「自閉症」、「注意欠陥多動」などの発達障害と診断されることがあります。
 子どもの運動・認知能力の発達は一人ひとり違いますが、それは集団生活が始まるとよくわかります。自閉症や注意欠陥多動などの特性があると、その子が過ごしにくかったり、周りの子が困ったりということが目立つようになります。明らかに支障がある場合、早期に専門施設へ受診し、評価・助言・カウンセリング・療育などを受けることをお勧めします。薬物療法が行われることもあります。就学後は特別支援を受けることでよりよい発達が期待できます。
どんな子でもその子のいいところを周りが認めること、苦手なところをサポートすることが必要です。おだやかで楽しい環境、体をつかった外遊び、バランスのとれた食事、睡眠、本の読み聞かせ・音楽・芝居など情緒への働きかけなども大切です。
 発達障害は、学年が進むにつれ、ゲーム依存、不登校、時に摂食障害などにつながることもあり、家族を含めたサポートが必要になります。


【関連部署】
小児科

黒部市民病院

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