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令和2年1月 肺がんについて

黒部市民病院 呼吸器内科部長
河岸 由紀男 医師


 年間7万人をこえる人が肺がんで亡くなっています。怖い病気には間違いありませんが、その種類や経過にはかなりの幅があります。直ちに治療に入らなければ数か月以内に命を取られるようなものから何年も進行しない呑気なものもあります。
 治療には手術、薬物治療、放射線治療があり、最善の治療を検討します。遺伝子やタンパク質レベルでの検査もしばしば必要になります。早期の場合でも年齢や体の状態によっては手術が最善とは限りません。慌てずに正確な診断をもとに冷静な判断が必要になります。
 進行している場合には多くの方は薬物治療による治療が中心になります。たくさんの薬剤から最適なものを提案します。
 有効な治療により何年も通院しながら生活する方も多くなっています。治療には必ず副作用の危険が伴いますし、有効な治療もいずれは効かなくなってしまいます。難しい決断が必要になることもあります。


【関連部署】
内科

黒部市民病院

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