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第1回 医療交流(2004年5月7日-2004年5月25日)

米国人指導医(マーサー大学Ann C.Jobe先生)による臨床研修が行われました。

第1回米国指導医として、アン・コナー・ジョーブ先生が来日。臨床研修センターで早朝講義を行われ、病 棟では臨床研修医と共に回診されました。また、院内各科を見学され、米国医療の話をされる機会もありました。それ以外にも、大学や医師会にて講演を行われました。

 

黒部市民病院の感想

黒部市民病院について考えるとき、人が人を気に掛けるという「気遣い」という言葉が思い浮かびます。

嘴に十字がついた枝をくわえたハトの病院ロゴを初めて 見たとき、そして数年にわたり院長を務めてきた病院について真剣に話をされる高桜先生にお会いしたとき、協力して、共に働くことが価値ある経験になる場所だと実感しました。

黒部市民病院の「こころ」を実際に感じるのは、再生を表現する流水の彫刻を目にしたとき、周辺を飾る生け花を目にしたとき、挨拶をするときの職員の笑顔を 目にしたとき、病院内に飾られた数々の絵画を目にしたとき、庭や流水を目にしたとき、母と子の彫刻を目にしたとき、病棟と病室の清潔さを目にしたとき、看 護師と理学療法士が優しく患者を世話する様子を目にしたとき、臨床研修生が尊敬の念を持って患者とその家族を気遣う様子を目にしたときです。また、臨床研 修生、医師、看護師、そして事務員全員が自身の病院について誇りを持って話すのを聞くと、私はその「こころ」を感じます。

院長の模範的な役割、院長のメッセージに感動しました。院長は「こころ」に焦点を当て、「感性」について考え、病院の成功はどれだけ進歩した薬品や技術が 診療に使われているかによるだけではなく医療資源をどの程度情熱をもって運営しているかによる、と話されています。なんとうまく表現していることでしょ う!賢明で情熱的な指導者がいるということは、組織が成功する上で重要な秘訣です。

私は、病院の職員と患者が喜びと悩みを共有する病院を作るということを定めた「日々念心」という院憲章、そして患者と病院の職員が悩みも喜びもともに分 かち合うという病院の基本理念「患者と医者がひとつに協調する(患医一如)」に感動しました。私は黒部市民病院でお会いした、医師、看護師、研修医、職員 全員がこの病院憲章と理念を実践していることに感動しました。多くの医療が技術に力点を置いている時代に、黒部市民病院が患者に焦点を当てていることに元 気づけられます。「患者を診療する秘訣は患者のことを大切に思うことである」(フランシスW.ピーボディ医師)

高度な医療、安全な医療を提供し、そして次世代の医師を教育することに貢献していることに感動しました。より質の高い教育を提供しようする姿勢に、メーコ ン交換プログラムを通じてパートナーとしてこのように活動できることを、私は非常に幸運で名誉であると感じています。
私は、この病院の寛大さ、友好関係、地域社会に対する貢献に非常に感動しました。黒部市民病院の職員全員を思うとき、ウィンストンチャーチルの引用を思い出します。「自分が得たことで我々は生計をなし、我々は与えることによって人生を築く。」

私は黒部市民病院に戻ってくることを楽しみにしています。また会いましょう。どうも有難うございます。

 
歓迎会と研修中のひとコマ

黒部市民病院

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