本文へジャンプ

第8回 医療交流(2005年9月17日-2005年10月1日)

第8回米国指導医としてサブリー・ガブリエル先生とご家族が来日されました。

研修センターで早朝講義を行い、主に内科・整形外科にて病棟回診を行いました。医療局ではご自身で発案された「経腸栄養チューブ留置の新技術」についての講演を、また経腸栄養チューブのデモンストレーションも行いました。滞在中は和楽器実演、華道、茶道など日本文化を体験されたほか、ご令嬢のナディアさん、ご子息サミーさんはカリエールでピアノとヴァイオリンを演奏し、施設の方々とも交流を深めました。

 
早朝講義

黒部市民病院の感想

黒部市民病院の第一印象は前向きなエネルギーに満ち溢れている場所であり、職員は各々の仕事が好きで、お互いに最大限に敬意を払っているということです。病院はとても清潔で、美しく飾られ、効率的に運営されています。

職員、研修医、看護師は、静かな雰囲気を乱すことなく、優れた、迅速な方法でお互いに情報交換をしています。音の大きい院内放送が頻繁に流れ、大きな音のポケベルで呼び出されて、電話をかけなおさなければいけない米国とは対照的です。

患者は良質で思いやりのある医療を受けています。エビデンスに基づいた治療(エビデンス・ベースド・メディスン、EBM)を提供するため、技術がとても有効に利用されています。 日本では、米国同様、患者は可能な限り病院に滞在することを選ぶようです。米国では、医師が社会福祉事業指導員と会計担当者を活用し、患者の家族と退院計画について話し合います。米国では、この点についてはとても優れています。患者の退院計画は、入院初日に取り組まれますが、しばしばこれらの調整に数日かかり、病気を治療する期間と同じ又はそれ以上の日数がかかることがあります。 米国より黒部市民病院において、電子カルテ(EMR)はより広範囲で利用されています。米国では、まだ患者に関する日々の診療録は手書きが一般的です。

日本の食事は米国の食事に比べ健康的であることは明らかです。米国における肥満率は明らかに高く、いくつかの関連した疾患を伴っています。 事務局の沢井さんは、渡航費を迅速に払い戻してくださり、非常に親しみのある方でした。 米国指導医用の部屋は快適でした。コート掛け以外は全て整っていました。コンピューター接続やITによる支援は見事でした。 素晴らしいメーコンハウスでの滞在はとても快適で、何の心配もなく即座に休息をとることが出来ました。そのお陰で日々の仕事に影響は出ませんでした。メーコンハウスと黒部市民病院での滞在は楽しかったです。 自転車での移動はとても効率的で楽しい時間でした。

辻先生は非常に丁寧で、造詣深く、啓発をうけました。 髙山さんの手助け、物事を整理する能力、全ての行事の予約や手配、そして英語力のお陰で、私たちの滞在はとても充実していました。 歓迎会には感動し、私自身、妻、子供たちの生涯記憶に残るものとなりました。 沢井さん、山本さん、髙山さんと参加した日本文化体験はとても楽しい思い出です。

黒部市民病院職員そして高桜先生との提携や交流が続いていくことを期待しています。研究協力や米国の医療雑誌への共同寄稿にもとても関心を持っています。

 
症例検討(左)、記念撮影(右)

 
医療局での講演

 
カリエールでの交流

黒部市民病院

ページトップへ

ディレクトリーナビゲーション