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廣木香奈医師

平成20年11月15日-平成20年12月14日

黒部市民病院の研修プログラムの一環として、11月15日~12月14日までの4週間、アメリカ合衆国ジョージア州メーコン市の中央ジョージア医療センターで研修してきました。

私は、感染症内科のDr.カートナーや救急医療でのDr.ドイルを筆頭とする様々な先生方、麻酔科の先生方にお世話になりました。期間としては、感染症内科を3週間、救急医療を3日間、麻酔科学を2日間学んで参りました。

まず感染症内科についてですが、日本ではほとんどが入院後、主治医が担当の患者さんの検査内容や治療方針を一括して全てコーディネ-トするのに対し、その病院ではやっかいな感染症を持った患者さんは、内科だろうと脳外科だろうと小児科だろうと、少し重篤感があれば感染症専門の先生が気軽にコンサルトされて感染症の枠組みだけで治療進めていくということです。また、あまりにMRSAが多くて、多くの患者さんにバンコマイシンが投与されていることが印象的でした。HIV感染症の患者さんと接する機会も初めてで、最初はとまどうことも多かったのですが、どの患者さんもとても親切に私を迎え入れてくれ、まさに患者さんから学ぶ機会を与えて下さっているという状況でした。それから、教科書でしか見かけたことのない鎌状赤血球の患者さんがいらっしゃってビックリしたこともありました。

救急外来では、10ケ月の男の子の点滴ラインがとれなくて骨髄針による静脈路確保を施行しているところや、心不全の患者さん、統合失調症で隔離された患者さんなど、ありとあらゆる疾患の患者さんがいらっしゃいました。

麻酔科では、anesthetistの方々が主体的に麻酔をかけており、わからないことがあった場合に麻酔科医に相談するというスタイルであったので、日本とはまったく違うスタイルをとっていることに衝撃を受けました。また、日本でいうBLSか初期研修という立場の医学生とも一緒に実習をし、講義に参加したり、患者さんを回診してまわったり、とりとめのない話をすることができ、とても親近感を感じたのを覚えています。

さらにアメリカのファーストフードを食べ歩いたり、日本食やメキシコ料理など、日本で食べれるようで食べられない食事を食べ歩いたり、指導して下さる先生の家の手作りディナーに招待して頂き、3mほどもある大きなクリスマスツリーを見せて頂いたりと、とても楽しく過ごさせてもらいました。土日には、小旅行でフロリダやメンフィス、ニューヨークにも遊びに行ってきて、アメリカの広大な大地や空、まっすぐに伸びる道路や紅葉した木々の美しさに目を奪われるばかりでした。

このように短い間ではありましたが、アメリカの医療事情や文化、歴史など様々なことを学び肌で感じさせてもらい、非常に充実した日々を送ることができました。忘れられないかけがえのない研修をさせてもらい、たくさんの人達との出会いを頂き、ご指導して頂いた先生方や、お世話になった方々にはとても感謝しております。ありがとうございました。

 
救急医のDr.Doyle(左)、アメフトチーム「アトランタ ファルコンズ」の試合(右)
 
Dr.Katnerとお子さんと(左)、クリスマスイルミネーションのMCCG(右)
 
日本食レストラン(左)、Dr.Burtner、Dr.Ash先生のお宅にて(右)

黒部市民病院

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