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渡邉健太医師

平成20年11月1日-平成20年11月30日

2008年11月1日から11月30日までの4週間、アメリカジュージア州メーコンにあるジョージア中央医療センターに黒部市民病院の研修として行ってきました。救急センター、整形外科と研修させていただきました。

最初の1週間ではオリエンテーションと救急センターにて研修しました。救急センターではとても多くの職種の方が働いており驚きました。看護師、呼吸器技師、心電図技師などです。一番驚いたのは整形外科の技師さんでドクターが○○ギプスとオーダーすると2~3人の専門の技師がやってきてくれてギプスなどシーネを作って行ってくれていました。後で整形外科の先生に聞いてみたらほとんどギプスをまいたことがないとのことでした。看護師さんがトリアージをして個室に入っていき、看護師、学生、レジデントが問診や検査表を取っていき、必要であれば医師が診察するというシステムの違いにも驚きました。アメリカの看護師さんの仕事は、ちょうど今黒部で自分がやっている研修医の仕事にとても似ており親近感がわきました。似ていた点としては患者さんの疾患で、日本と変わらず急性の腰椎症の方が尿路結石であったり、意識障害で運ばれてきた方がSAHであったりしました。

残りの3週間は整形外科、特に激しい骨折を扱うTraumatologyの医師であるJohn Floyd, M.D.のもとで研修させていただきました。救急センターでこの科の評判を聞いてみたところ、とてつもなく忙しいとのことでした。救急センターではスーツ・皮靴に白衣であったが、運動靴でないとやっていけないと言われました。実際に行ってみると手術数がとても多く、大変な分野でした。高所からの転落し両側足関節の開放骨折をきたした患者の創外固定を緊急で行い、その後3期に分けて手術をおこなったこともありました 毎日の生活は、手術日で朝6:30から病棟回診し、外来スタッフとのカンファレンス、8時から手術が始まりその日の手術件数にもよるが1日手術室にいるというものでした。

外来は日本とは大きく異なっており、自分のオフィスに外来があり、そこに術後の患者が来て経過を見るというものでした。ここでは銃で撃たれて上腕骨に欠損をきたし骨移植をした人や、麻薬中毒患者が交通事故を起こし骨折した人などを一緒に診察させてもらいました。学生の時に整形外科の手術に入ったきりの自分としてはすべての手術がはじめての経験で非常に有意義な研修となりました。残念であったのは自分がアメリカの医師免許を持っていないため医療行為ができず手術の見学しかできなかったことです。

病院へはレンタカーで行きました。休日も車で様々なところに遊びに行きました。気づけば車の走行距離は3000マイルを超えていました。ホテルも生活しやすく非常に快適に過ごすことができました。

この場を借りてこのような素晴らしい研修の機会を与えてくださった黒部市民病院、ジョージア中央医療センターをはじめとするさまざまな方々に心からお礼を述べたいと思います。今後今回得た経験を生かしながら日々精進していきたいと考えています。ありがとうございました。

 
Dr.フロイドと手術チーム(左)、救急Dr.と(右)
 
グリフィン先生ファミリーと(左)、バートナー先生ファミリー(右)

映画フォレストガンプのオープニング

黒部市民病院

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